ぼくのもっている”すぐわかる/琳派の美術(仲町啓子監修)”で、酒井抱一の主な作品が五つほど紹介されているが、そのうち二つが、今、東博で展示されている。ダイオウイカを観たあと、こちらにも寄ってみた。
まず、”夏秋草図屏風”。この屏風は(屋敷も隣接し、姻戚関係にもある)酒井家から一ツ橋家への親交を深めるために制作されたようだ。(一ツ橋家所蔵の)光琳の”風神雷神図屏風”の裏に抱一が、それに呼応するように、風神の裏に風にたなびく秋草、雷神の裏に雨に打たれる夏草という構図で描いた。また、金地に対し、銀地とした。まさに琳派継承の象徴的作品となった重要文化財である。この屏風が期間限定の” 秋の特別公開”で拡げられている。
右隻は雨に打たれる夏草。百合と昼顔もうなだれている。青色の川は、雷雨が襲ってきたようにもみえる。川の筋は、光琳の紅白梅図の中央の川みたい。
左隻は風にたなびく秋草。葛の花が咲き乱れている。
そして、別室には”四季花鳥図巻”(下巻)が拡げられている。
お馴染みの草花がずらりと。
上巻を含めると、60種もの植物、鳥、昆虫がいるそうです。抱一というと草花ですが、昆虫にも造詣が深かったようです。
そうそう、ギフトショップには150万円の屏風がありました。ぼくのお小遣いでは、とても手がでません。
これくらいならば。でも、もうネクタイをしませんからね。みるだけ。
東博も白萩の盛りでした。
まだまだ、東博では書きたいことが山のようにあるのですが、もう両国に行かねば。
まず、”夏秋草図屏風”。この屏風は(屋敷も隣接し、姻戚関係にもある)酒井家から一ツ橋家への親交を深めるために制作されたようだ。(一ツ橋家所蔵の)光琳の”風神雷神図屏風”の裏に抱一が、それに呼応するように、風神の裏に風にたなびく秋草、雷神の裏に雨に打たれる夏草という構図で描いた。また、金地に対し、銀地とした。まさに琳派継承の象徴的作品となった重要文化財である。この屏風が期間限定の” 秋の特別公開”で拡げられている。
右隻は雨に打たれる夏草。百合と昼顔もうなだれている。青色の川は、雷雨が襲ってきたようにもみえる。川の筋は、光琳の紅白梅図の中央の川みたい。
左隻は風にたなびく秋草。葛の花が咲き乱れている。
そして、別室には”四季花鳥図巻”(下巻)が拡げられている。
お馴染みの草花がずらりと。
上巻を含めると、60種もの植物、鳥、昆虫がいるそうです。抱一というと草花ですが、昆虫にも造詣が深かったようです。
そうそう、ギフトショップには150万円の屏風がありました。ぼくのお小遣いでは、とても手がでません。
これくらいならば。でも、もうネクタイをしませんからね。みるだけ。
東博も白萩の盛りでした。
まだまだ、東博では書きたいことが山のようにあるのですが、もう両国に行かねば。