気ままに

大船での気ままな生活日誌

抱一の夏秋草図屏風と四季花鳥図巻

2013-09-27 09:29:54 | Weblog
ぼくのもっている”すぐわかる/琳派の美術(仲町啓子監修)”で、酒井抱一の主な作品が五つほど紹介されているが、そのうち二つが、今、東博で展示されている。ダイオウイカを観たあと、こちらにも寄ってみた。

まず、”夏秋草図屏風”。この屏風は(屋敷も隣接し、姻戚関係にもある)酒井家から一ツ橋家への親交を深めるために制作されたようだ。(一ツ橋家所蔵の)光琳の”風神雷神図屏風”の裏に抱一が、それに呼応するように、風神の裏に風にたなびく秋草、雷神の裏に雨に打たれる夏草という構図で描いた。また、金地に対し、銀地とした。まさに琳派継承の象徴的作品となった重要文化財である。この屏風が期間限定の” 秋の特別公開”で拡げられている。



右隻は雨に打たれる夏草。百合と昼顔もうなだれている。青色の川は、雷雨が襲ってきたようにもみえる。川の筋は、光琳の紅白梅図の中央の川みたい。


左隻は風にたなびく秋草。葛の花が咲き乱れている。





そして、別室には”四季花鳥図巻”(下巻)が拡げられている。

お馴染みの草花がずらりと。










上巻を含めると、60種もの植物、鳥、昆虫がいるそうです。抱一というと草花ですが、昆虫にも造詣が深かったようです。


そうそう、ギフトショップには150万円の屏風がありました。ぼくのお小遣いでは、とても手がでません。


これくらいならば。でも、もうネクタイをしませんからね。みるだけ。


東博も白萩の盛りでした。


まだまだ、東博では書きたいことが山のようにあるのですが、もう両国に行かねば。
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宝戒寺の白萩 八幡宮の彼岸花

2013-09-27 06:31:56 | Weblog
2013年9月26日

鎌倉では、萩も彼岸花も盛りを迎えている。それぞれの名所には、今の内に足を運んで行かなければ、あとで後悔する。宝戒寺の白萩と八幡宮の彼岸花については10日ほど前に調査しているが(笑)、まだ白萩は咲きはじめ、八幡さまのは、蕾ばかりだった。さて、本日は、いかに。これ以上ないといった、最高の見頃でやんした。

宝戒寺の白萩 さすが、萩の寺。








彼岸花もあちこちに咲いていますが、これも白が主体。




さて、宝戒寺から、歩いてすぐの、八幡さまの境界の石垣に咲く彼岸花。いつも少し遅めに咲くが、今がちょうど見頃。










大満足でした。そして、ふたつの美術館の新しい展覧会もグー。その夕方h稀勢の里の大勝利と、めったにないいい日だった。

八幡さまは修学旅行生でいっぱい。


国宝館では、力の入った展覧会が。のちほど感想文を。


神奈川近代美術館は、別館のだけ観てきた。これがまた素晴らしかった。


本館のは別の日に。


座布団が舞った国技館。今日は直接、この目で。えへへ。
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