気ままに

大船での気ままな生活日誌

十六夜の月 いざ酔いの月

2013-09-20 22:09:33 | Weblog
中秋の名月の翌日は十六夜の月。今晩も月の出を鑑賞した。名月より30分、遅く、山の上に昇ってくる。もう、辺りは暗くなり、写真ではさやかではないけれど、肉眼でははっきりと山の端に月が、ちらりと顔を出し、それが、どんどん大きくなり、全身を見せるのまで、5分もかからないくらい。そして、ぐんぐん、登っていく。

山の端に、半分、顔をみせた十六夜の月。


全身を現した、十六夜の月。見た目は満月と変わらない。


おきれいですね、と声をかけたら、ほんのり、顔を赤らめた。いざ酔いの月みたい。


今日は瑞泉寺散策。

赤い花なら曼珠沙華


白い花でも曼珠沙華


瑞泉寺といえば白き芙蓉かな 


白星うれし稀勢の里 5勝1敗
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鎌倉神楽 御霊神社

2013-09-20 13:39:35 | Weblog
名月にうつつを抜かしていて、御霊神社の鎌倉神楽の紹介を忘れていました。予備知識なしで行ったので、神職の方の説明付の進行はありがたかったです。でも、混雑の中、うしろの方から、かつカメラ片手の見物だったので、十分メモをとれず、今回はあらましだけを。来年はしっかり観てきます。

このお神楽は、800年前ほどに、京都の石清水八幡宮から鎌倉の八幡宮にもってこられ、その後、明治時代に、ここ、御霊神社に継承されたのこと。鎌倉時代からつづく伝統的なお神楽なのであります。神職のみで行うのも珍しい神楽とのこと。10月の伊勢神宮式年遷宮の御神楽にも呼ばれているとか。

お神楽は、十ほどの座があり、前段と後段に分かれている。前段は真面目に(笑)、後段は裃を脱いで楽しい、一部こっけいな仕立てになっている。神楽座の脇の大釜で湯が立てられ、この湯でお祓いしたり、沸き立つ湯玉の大きさで、吉凶を占う神事も含まれている。今年は吉だそうです。見物人の将来は明るいとのこと。

いろんな座があるが、その名だけは、メモしてきました。

前段1)初能(はのう)、2)お祓い、 3)御幣招き、4)湯上げ
後段 5)掻き湯、 6)大散供(だいさんく)、7)笹の舞い 、8)弓祓い(いはらい)、9)剣舞いもどき

拝殿


お神楽の座


お供え物


それぞれの座の神楽

初能(はのう)


お祓い


御幣招き


湯上げ


掻き湯


弓祓い(いはらい)


剣舞いもどき




鎌倉坂ノ下にある御霊神社がおまつりしているのは、この辺りを領地としていた 鎌倉権五郎景政公。命日とされている9月18日に毎年、この鎌倉神楽、それにつづく面掛行列が行われます。来年も訪ねてみたいと思います。この方にもお会いしたいしネ。


 
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名月の”月の入り”まで

2013-09-20 08:33:26 | Weblog
昨夕、中秋の名月の”月の出”を観たとき、明朝の”月の入り”まで、ずっと追っかけたいと思った。お月見酒をいただきながら(汗)、ちょこちょこ東側の窓でみていたが、完全満月となる8時13分には南側のベランダに出なくてならないほど月は動いていた。

8時13分の完全名月


そして、11時頃にはまだ、煌々と輝いていた。この分なら、明朝の月の入りも大丈夫そうだと、安心して床についた。(ひとつ1時間)

午前3時頃、目を覚ますと、なんと、月さまがみえない。月さまどこえ、と声を掛けたら、雲間から艶やかな姿をちらりと。


でも、いつもの美貌がもうひとつ、月さま、どうしましたか・・


また、お隠れに


あ、またお顔を・・こんどはいつもの、おうつくしい、うさぎのシミのある月さま。


また、


と、繰り返しみてたら30分たってしまった。西の空は雲がいっぱい。がっくり。月の入りはみられそうもない、とあきらめ床につく。


5時に起きたら、やっぱり、西の空は雲がいっぱい。本当は、富士山に月が落ちていく姿をみたかったのに。これでは、第一、富士山がみえるわけがない。でも、ひょっとしたら、月さまだけでもみえるかもと、富士山のビューポイントの別の棟に行ってみる。

しばらく、月さまはお出にならなかったが、突然、お顔を出してくれた。とにかく月の入り直前の姿をみられただけでも良しとしなければ。


そして、月の入りの5:58 までまだ間があるので、ミニ散歩に出掛けた。酔芙蓉をみるコース。


そして、また戻った。月さまは、みえない富士山の頂上あたりを目指して降りてきていた。雲から出たり入ったりしながら、ぼくを楽しませくれる。そのうち、ぼんやりと空に溶けるように消えていった。










もしかしたら、富士山のてっぺんに沈んでいるのかもしれないと思った。中秋の名月、最後の姿だった。


2013年の中秋の名月は、めったにない、名月中の名月だった。富士山+名月で〆られれば、万点だったけどね。
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