気ままに

大船での気ままな生活日誌

特別公開 高御座と御帳台

2020-01-08 08:26:35 | Weblog

おはようございます。

正月二日に東博へ初詣した際、特別公開の”高御座と御帳台”を見学するつもりだったが、1時間ほどの待ち時間だったので、次の機会にと思っていた。昨日(7日)、決行(笑)。午前10時前に東博に到着。結構な行列ではあったが、20分待ちで済み、まずまず。

令和元年10月22日、皇居の宮殿において、即位礼正殿の儀が行われた。儀式では、宮殿の正殿松の間に高御座(たかみくら)と御帳台(みちょうだい)が置かれて、天皇陛下が御束帯(黄櫨染御袍)をお召しになって高御座に昇られ、皇后陛下が御五衣・御唐衣・御裳をお召しになって御帳台に昇られたのち、天皇陛下からおことばがあった。

このときの、本物の高御座御帳台、そして、両陛下がお召しになられたと同じ型の衣装、威儀物などが展示されている。いずれも撮影可能であるのがうれしい。では、どうぞご覧下さい。

高御座(たかみくら)と御帳台(みちょうだい)

高御座 朱塗りの高欄を巡らせた黒漆塗りの方形の継壇(つぎだん)を基壇とし、八角形の床板を二段に重ね、8本の円柱が八角形の蓋(屋根)を支えるつくりになっている。頂上には大鳳1羽、各角の蕨手には小鳳が8羽の像を載せている。また、全体に渡り、さまざまな飾り金具が取り付けられている。内部には御椅子がある。

御帳台 全体につくりが小振りになっている。蓋(屋根)には鸞(らん)という瑞鳥の像を飾る。

うしろから。手前が高御座

儀式の写真。

配置はこのようになっている。

文官(束帯)と女官(五衣・唐衣・裳)の服装。

威儀の者(束帯・武官)

威儀物奉持者(束帯・文官)

威儀物そろい。

めったに見られないもので、とても素晴らしい特別公開展であった。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

 


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