おはようございます。
先日、東博の常設展でうるわしい画帖に目がとまった。光風霽月帖という。近代絵画の巨匠たちの小品が並んでいる。順に、和田英作・冨田溪山・菊池契月・川合玉堂・鏑木清方・横山大観・安田靫彦・前田青邨・小林古径・橋本関雪という豪華メンバー。こんな画帖が手元にあれば、どんなに幸せな気分になれるだろうな、と思った。せめて、わがブログに写して、ときどき眺めようと思った(笑)。
昭和11年(1936)制作。 赤間みどり氏寄贈とある。由来は分からない。
光風霽月 心がさっぱりと澄み切ってわだかまりがなく、さわやかなことの形容。
画題と筆者一覧
夏富士(和田栄作筆)
蘭亭流傷(富田溪山筆)
八幡伝説(菊池契月筆)
投網(川合玉堂筆)
澣衣(鏑木清方筆)
月明(横山大観筆)
観世音菩薩(安田靫彦筆)
遊魚(前田青邨筆)
八仙花(小林古径筆)
山寺夕照(橋本関雪筆)
。。。。。
この画帖は大観が主導されたようだが、ここに大観のほかの名品も展示されていたので、これらもどうぞ。
無我
松竹梅
竹はどこ?ここです(笑)。
それでは、みなさん、今日も一日、光風霽月でお元気で!
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