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気ままに

大船での気ままな生活日誌

亀戸天神のフジ 亀戸梅屋敷の寄席

2025-04-27 18:47:07 | Weblog

こんばんわ

フジがあちこちで見頃になってきた。都内屈指の藤の名所、亀戸天神に出掛けた。何年振りだろうと、ブログのページをめくってみたら、2019年以来だった。あのときは、歌舞伎座の昼の部を見て、そのあと、ここの夕の部(ライトアップ)を見ている。先月、傘寿を迎えた身にはもうその馬力はない(笑)。最近は一日一点でバテてしまう。昨日も1点、ただ帰り道に梅屋敷に寄り、そこで、たまたまやっていた寄席を一席聞いてきた。これで1.2点くらいにはなるだろうか(笑)。

鳥居の前。すごい人出。

ここの太鼓橋を渡って入るのはメインルートだが、家内がおじけついて、脇から入場した。

この太鼓橋とスカイツリーを入れるショットが人気。天神さまにはツリーが似合う。

藤花と重ねて。

天神さまの藤棚が池を覆うようにいくつもあり、さすが江戸時代から知られた藤の名所。ちょうど見頃に入っていた。

五歳の菅公

スカイツリーがこんなに近い。

帰りは亀戸駅まで歩いた。途中に”亀戸梅屋敷”があり、ここで休憩。道沿いに鯉のぼりが飾られていた。

亀戸梅屋敷と呼ばれる商業施設。カフェや物産展、文芸館などがある。

江戸時代、ここには呉服商・伊勢屋彦右衛門の別荘「清香庵」があり、その庭の梅苑が有名で、見物客でにぎわったようだ。”亀戸梅屋敷”と呼ばれた梅の名所は、広重に描かれ、”名所江戸百景”の”亀戸梅屋敷”の名作となった。ゴッホがこれを模写し、”日本趣味:梅の花”(1887)を描き、日本のみならず世界に知られる”梅屋敷”である。

文芸館に広重のこの作品が拡大され飾られている。

ここの文芸館で、毎月、”亀戸梅屋敷寄席”が開かれているようだ。たまたまこの日がそれで、前座、二つ目の落語家の噺が終わり、三遊亭楽松師匠の”花見の仇討ち”が始まるところだった。座席もあり、聞かせてもらった。演目ももちろんだが、まくらでの、三大名人の才能の特徴をかいつまんでの噺が面白かった。志ん生、圓生、文楽の名人である。

六代目三遊亭円生は、100以上多数の演目をこなし、どの演目も90点以上の出来栄えを示すという。”圓生百席”のCDもあるそうだ。一方、桂文楽は数はこなさないが、50ほどの決まった演目はどれも100点満点なのだという。ところが志ん生は0点もあれば100点、1000点もあるという天才だという。初めてのお客が今日の噺は面白くないというと、一、二度、聞いて、何をほざく、いい噺を聞きたければ、何度か来いとどやされたそうだ。

志ん生(山藤章二)

藤見だけではなくいい噺も聞けて、楽しい一日となった。

以上は昨日のはなしだが、今日もうれしいことが、大谷が復調の三長打(二塁打2本、三塁打1本)、ドジャーズも連敗を脱出した。佐々木朗希も勝ち星こそ逃したが、今日は5回2/3まで投げた。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


カルガモ母子、初登場。4羽はちとさびしい。全部、育って!

コメント (2)
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