気ままに

大船での気ままな生活日誌

おめでとう、大の里 新時代の幕明け

2024-05-26 22:17:26 | Weblog

こんばんわ。

大相撲夏場所の千秋楽、これ以上ない結末となった。優勝争い単独トップの大の里が結び前の相撲でくせもの阿炎を寄せ付けず完勝。12勝3敗で一気に優勝を決めた。それも、初土俵から史上最速7場所目の幕内最高優勝。幕下付け出し力士では輪島の15場所を大幅に更新した。新小結での優勝は1957年夏場所の安念山以来、67年ぶりという。

よくやった。十両時代から大物感がただよっていたが、入幕後、11勝、11勝とつづけて優勝戦線にからみ、とうとう三場所目で12勝、初優勝をつかみ取り、実力も証明された。この成績は大鵬、白鵬を凌ぐもので、いよいよ新時代の幕明けといっても良さそうだ。今日の解説者も口をそろえ、大スター誕生ですね、と喜びの声をあげた。舞の海さんはこれだけの体格と能力をもつ人がよく相撲界に来てくれた、と最大級の賛辞。

おめでとう、大の里!

優勝インタビューでは、二所ノ関親方(元稀勢の里)から優勝しても喜ぶな、と云われた、と。たしか、稀勢の里も親方(元横綱・隆の里)から、強いばかりではいけない、惻隠(そくいん)の情をもたなければいけないと教えられている。惻隠の情は伝達された。

”三役で三場所33勝”が大関昇進の目安。このまま突き進めば、九月場所で昇進目安到達。九州場所で新大関も。いや、来場所、連続優勝でもすれば、特例処置で大関昇進も。そして、年内にも新横綱にも。と、次々夢が沸き上がってくる。さすれば、大の里時代到来!

本来ならば、この役を琴櫻(琴ノ若)や朝乃山に担ってほしかったが、どちらも肝心なところでつまずき、照の富士を追い出し、新時代を切り開く力はなさそうだ。しかし、大の里と共にこれからの相撲界を引っ張ってゆく力士であることは間違いない。また、先場所、歴史的新入幕優勝を遂げた尊富士も、怪我を直して復帰してくれば、新時代が輝きを増す。

おめでとう、大の里、お父さん、故郷の石川県津幡町のみなさん。

師匠からもうれしいメッセージ。こんなもんじゃないから、まだまだうるさく言うよ。四股を踏め、腰を割っておけ、それにつきる。

ぼくからは、まだ満開見頃の大船フラセンの薔薇の花束をお祝いに。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

名古屋場所に向け、四股を踏み、腰を割って、稽古に励みます。

コメント (8)
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