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気ままに

大船での気ままな生活日誌

令和5年京都の紅葉(9)二尊院 

2023-12-07 22:27:14 | Weblog

こんばんわ。

令和5年11月29日(晴)

二尊院

今年一番の常寂光寺の紅葉をみたあとは、二尊院へ向かう。途中に落柿舎がある。毎回、寄っているが、今回は紅葉越しの落柿舎を見るだけにした。

落柿舎は向井去来の草庵だったところだが、去来のお墓が近くの道路沿いにあり、ここには寄った。ちょうど紅葉と一緒に撮れた。有名な俳人としては小さなお墓である。虚子がこのお墓に参り、こんな句をつくっている。凡そ天下に去来程の小さき墓に参りけり 

そこから数分も歩くと、二尊院の総門が現れる。本尊が釈迦如来と阿弥陀如来が二つなので、二尊院という。惣門から紅葉がのぞく。

広い参道で、ここの紅葉が有名。”紅葉の馬場”と呼ばれる。以前より紅葉が少なくなった気がする。

小倉山を背景に”紅葉の馬場”。

脇にさりげなく西行法師の庵跡。

馬場を登り切ったところの塀の前の紅葉も見事。

本堂に通じる勅使門。天皇の使いだけが通れた門だが、今は誰でも通れる。

門をくぐり内側から。

本堂。二尊を安置してある本堂。平成28年に、350年振りとなる平成の大改修が完了した。

本堂前の庭園

タチバナ。実がいっぱいなっている。

本堂にお参り。二尊の写真撮影はできない。また、室町時代、宮廷絵所の絵師、土佐行広が描いた二尊院の寺宝「二十五菩薩来迎図」全十七幅の掛け軸が、数百年ぶりに本堂にて一挙御開帳されている。撮影不可だったが、すばらしかった。

本堂の庭園は撮影できる。

額縁もみじ(笑)

弁財天堂

境内には著名人のお墓がある。

坂東妻三郎、田村高広の墓。田村家の墓。

”紅葉の馬場”に戻り、二尊院を後にした。

ここから祇王寺もそう遠くはないが、今回は止め、ここで引き返した。途中、野々宮神社、竹林を経由し、嵐電嵐山駅へ。

京都もみじ旅も残すはあと一日となった。(つづく)

では、おやすみなさい。

いい夢を。


丸ビルのクリスマスツリー

コメント (6)
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