東御苑散策のあと、竹橋から東西線で神楽坂に出た。駅から左へ、まっすぐ行くと、神楽坂の通りへ。神楽坂上までの道にも、良さそうなお店があったが、毘沙門天まで下りた。鳥茶屋のうどんすきでもと思っていたが、その手前の和食屋さんに、なんとなく惹かれて入ってしまった。カウンター席に案内され、人気ランチメニューという十菜膳を頼んだ。冷酒も一本、頂く。とてもおいしく、店の雰囲気も良かったので、お酒をもう一本、追加してしまった(汗)。お昼は立ち食い蕎麦で済ますことが多いが、神楽坂まできたのだから、そういうわけにはかないよな、と自分をナットクさせた。神楽坂のお店には、いろいろ入っているが、はずれた試しがない。いい昼時間だった。
十菜膳 1380円
ちょうど”俺の酔芙蓉”もほろ酔い加減の時間だな、と思いながら、そこから小路に入った。神楽坂らしい、いい小路。兵庫横丁。石畳、粋な黒塀、見越しの木々。
近くに、見送り横丁、見返し横丁、かくれんぼ横丁と粋な名の横丁もある。
本多横丁を歩く芸者さん(推測)。そういえば、泉鏡花の奥さん、すずさんも神楽坂芸者だった。三國連太郎の奥さんも。
すずさん
神楽坂はイイね。散歩の達人、嵐山光三郎が一番、住みたい街はここだって!何となく、分かる!
そうそう、毘沙門天さまに狛犬のライバル出現!新旧対決!
宙魚 FICO(フィッコ) 河口洋一郎作。これ、新聞にも出たんだよ、と、神楽坂のおばさんが教えてくれた。
なかなか、楽しくって、おいちい、神楽坂散歩だった。