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気ままに

大船での気ままな生活日誌

ぶらり神楽坂

2014-08-28 11:33:59 | Weblog

東御苑散策のあと、竹橋から東西線で神楽坂に出た。駅から左へ、まっすぐ行くと、神楽坂の通りへ。神楽坂上までの道にも、良さそうなお店があったが、毘沙門天まで下りた。鳥茶屋のうどんすきでもと思っていたが、その手前の和食屋さんに、なんとなく惹かれて入ってしまった。カウンター席に案内され、人気ランチメニューという十菜膳を頼んだ。冷酒も一本、頂く。とてもおいしく、店の雰囲気も良かったので、お酒をもう一本、追加してしまった(汗)。お昼は立ち食い蕎麦で済ますことが多いが、神楽坂まできたのだから、そういうわけにはかないよな、と自分をナットクさせた。神楽坂のお店には、いろいろ入っているが、はずれた試しがない。いい昼時間だった。

十菜膳 1380円

ちょうど”俺の酔芙蓉”もほろ酔い加減の時間だな、と思いながら、そこから小路に入った。神楽坂らしい、いい小路。兵庫横丁。石畳、粋な黒塀、見越しの木々。

近くに、見送り横丁、見返し横丁、かくれんぼ横丁と粋な名の横丁もある。

本多横丁を歩く芸者さん(推測)。そういえば、泉鏡花の奥さん、すずさんも神楽坂芸者だった。三國連太郎の奥さんも。

すずさん

神楽坂はイイね。散歩の達人、嵐山光三郎が一番、住みたい街はここだって!何となく、分かる!

そうそう、毘沙門天さまに狛犬のライバル出現!新旧対決!

 宙魚 FICO(フィッコ) 河口洋一郎作。これ、新聞にも出たんだよ、と、神楽坂のおばさんが教えてくれた。

 なかなか、楽しくって、おいちい、神楽坂散歩だった。

 

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涼しい日 東御苑と三の丸尚蔵館

2014-08-28 09:39:37 | Weblog

夏の祭りが終わり、夏の神様が気が抜けて、昼寝しているすきをついて、突然、秋の神様がやってきてしまったような、涼しい一日だった、昨日。小雨混じりでもあったけど、久しぶりの散歩日和。で、出掛けた先は、東御苑。苑内に咲く晩夏の花と三の丸尚蔵館の展覧会を楽しんできやした。

まず、お花見から。もうすぐ秋、休憩所脇の”秋の七草”コーナーは、どうかなと訪ねてみると。秋の三草はOK!女郎花、桔梗と咲きはじめの萩。残りの四草は、撫子は咲き終わっていたし、葛と尾花はまだ。藤袴が小さな蕾をつけていた。七草勢揃いは、なかなか難しい。


でも、その近くで、この娘たちが咲いていたのがうれしかった。”名は体を表す”なんて言葉があるけど、この娘たちにはあてはまらない!皇居内で、みると、よけいうつくしいのじゃ。

ヌスビトハギ



へくそかずら

そのあと、二の丸庭園でのんびり。

ここは外国人観光客がいつも多い。無料だし、日本的だし。花もあるし、いつ来てもいい。百日紅は赤、白、ピンクと揃い踏み。

ここの鯉はヒレが長いので有名。インドネシアのヒレナガコイと日本のニシキゴイの交雑種とのこと。

アサザ

ヒメコウホネ

三の丸尚蔵館では、”三条実美と岩倉具視”展が開催されていた。明治天皇の補佐役であった、おふたりの一代絵巻が初公開されている。作者は田中有美。すばらしい絵巻でびっくり。たくさんの人々が描かれているが、一人ひとりの表情が克明に。話声が聞こえてくるような描写力。この画家は、やまと絵の冷泉為恭の弟子で、京都府画学校に務めたこともある。その後、東京に呼ばれ、宮内庁の御用画家となる。展覧会にはほとんど発表しないので、一般には知られておらず、むしろ、田中親美の父として、有名とのこと。親美は、源氏物語絵巻、平家納経等の文化財の摸本複製で名高い。

「岩倉公画伝草稿絵巻」21巻,田中有美,明治23年頃 (草稿とあるのは、詞書がついてなく、完成品ではないから。ただ、詞書の原稿は出来てたようで、展示されている)

「三条実美公事蹟絵巻」24巻,田中有美(詞 東久世通禧),明治34年

「三条実万公事蹟絵巻」15巻,田中有美(詞 西園寺公望),明治37年 (実万は実美の父)

三の丸尚蔵館の展示スペースを拡充するため、宮内庁が新館建設を検討しているようですね。楽しみ。

そのあと、竹橋に出て、東西線で神楽坂へ。そこで食事をした。

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