世田谷美術館からの帰り道、ヨコハマトリエンナーレが始まったことを思い出し、横浜美術館に寄ってみた。館内では多くの作品が撮影可能だったので、ちょっと気になる作品をカメラに収めた。ヨコトリをトリました。 これらを論評抜きで(笑)、載せて記録しておこうと思う。
さて、美術館前に錆びたような大きなトレーラーがあり、これも展示品のひとつだという。背景にランドマークタワーを入れると、より意味ありげにみえてきた。
ヴィム・デルボア作
玄関に入ると、巨大なゴミ箱が(笑)。
マイケル・ランディー作。 考えてみれば地球は巨大なゴミ箱だな。恐竜時代がなつかしい。
制作者が失敗作などを右側の階段上から落とす。ちょうどそれに遭遇した。落とした時にドカーンという音も出る。
忘却巡りの旅に出る。
ヨコトル・アーティスティックディレクター森村泰昌からのメッセージ。
これから私たちは、序章と11の挿話からなる”忘却めぐり”へと旅立とうとしている。
語らないもの、語ってはならないもの、語りえぬもの、(湯殿山の神様みたいだな)
見えないもの、見てはならないもの、見たくないもの
とるにたらないものや、役に立たないもの、
失敗や、敗北。
それら、記憶世界に残るすべもなく、どこかへと消えていった膨大な数のわすれものに思いを馳せる旅である。
「藝術」とは、忘却世界にむけられたまなざしの力のことをいう。
木村浩(1952生まれ)作
林剛+中塚裕子
福岡道雄(飛ばねば良かった)
巨大カラスはいつもの奴です。常設展示室がこの展覧会に占領されたので、ここに逃げてきたようです。
ヨコトリ2014の初日。大盛況でしたよ。中学生も結構来てましたよ。
会場はここだけではなく、周辺にも。横浜散歩のときに覗いてみよう。