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気ままに

大船での気ままな生活日誌

稀勢、10勝目 奇跡の大逆転へ一歩

2013-11-21 21:34:29 | Weblog
大相撲九州場所12日目、稀勢の里は先場所まで連敗中の千代大龍と対戦。目には目を、歯に歯を、突きには突きで応じ、危なげなく大龍を降し、10勝目をあげた。一方、全勝の両横綱も勝ち、まだ二差は縮まらないが、稀勢の初優勝をあきらめるわけにはいかない。

先に、稀勢と豪栄道豪太郎連合で、両横綱を引きずり落とす作戦を本ブログで提案したが(汗)、その後、豪太郎が豪快さを失い、日馬富士にも負け、今日も白鵬に完敗してしまった。それでも、稀勢の奇跡の大逆転の目はまだ十分、残っている。稀勢が両横綱を破り、14日目に鶴竜に日馬富士を破ってもらい、千秋楽に日馬が白鵬に土をつける。さすれば、両横綱と稀勢が13勝2敗で並び、三力士による優勝決定戦となるノダ。ここまで、持ち込めば、稀勢が断然有利。何故なら、今年は半沢直樹の”倍返し”の年だから。これまでの悔しい思いを10倍返しするノダ!

今日の三強 

稀勢の里


白鵬


日馬富士


とにかく、明日の日馬富士戦は絶対、落とすわけにはいかない!!! ポールさん、稀勢のために懸賞をつけてけれ。


ぼくからは、前祝いに稀勢の里にビッグな華をプレゼント。大船フラワーセンターの帝王ダリアとガリバーひまわり!





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鎌倉で清方と原節子

2013-11-21 11:34:38 | Weblog
今、ドイツ旅行記を綴っているが、帰国後の日常生活の記録もないがしろに出来ない。だからブログも1日2本、あげないととても追いつけない(汗)。昨日も鎌倉の清方記念館で”清方が描いた鏡花の世界”を観に行って、また、すぐ近くの川喜多映画記念館で”永遠の伝説/原節子展”と原節子主演の映画”安城家の舞踏会”も観た。それぞれ、ブログ1本の記事にしたいところだが、午後から遊びに行く予定があるので、それぞれ、サマリーだけにして、お茶をにごしたい

清方の部


このちらしだけで済まそうと思ったが、そういうわけにもいかないので、一言、二言。この展覧会では鏡花にまつわる作品と秋の風情を主題にしたものを展示している。ちらしの”妖魚”は福富太郎コレクションで、何度も観ている作品。鏡花の作品には幻想的情景がよく出てくるので、選ばれたようだ。

そして、ハマ美所蔵の”遊女”。これも、何度もみていて好きな作品。不思議なことに、毎回、こんなに大きかったか、また逆に小さかったかと思う。今回は後者。これは、鏡花の作品”通夜物語”に登場する遊女、丁山。夫の利き腕を陸軍大佐がねじったのをみて、大佐の脇腹をぶすり。そのあと、自分の胸を刺したとか。

”遊女”と今の季節にぴったりの”滝野川観楓”。


深沙大王、一葉女史の墓のほか、鏡花作品の口絵も下絵と共にいっぱい展示。三枚続、色暦、無憂樹など。楽しめました。

原節子の部



展示室にポスターがいっぱい。小津作品はほとんどみているが、知らない作品もいっぱい。”路傍の石”なんかも。こんな家族的映画が本当は好きなんですと原節子のコメントも。東宝オールスター映画”日本誕生”では、天照大神を演じている(原節子の汗です)。42歳のときの”忠臣蔵/花の巻・雪の巻”が最後の映画。43歳のとき、小津安二郎、還暦を迎えた12月12日に逝去。北鎌倉の自宅の通夜に”会田昌江(本名)”で出席。以後、映画界から姿を消す。

秋山庄太郎と早田雄二の写真も展示されている。

秋山撮影


早田撮影 ”白痴”から


映画については、もう出掛ける時間なので、これを読んでお茶をにごしてください(汗)。二、三度みていますが、面白かったです。


そうそう、若宮大路でみかけた絵。ドレスデン絵画館のラファエロの”システィーナの聖母”の下にいた天使だけの絵が売られていました。おもわずにっこり。
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ドレスデン 緑の丸天井 (東ドイツ旅#4)

2013-11-21 09:43:59 | Weblog
通称”緑の丸天井”だが、東京駅丸の内駅舎のようなドームがあって、その丸天井が緑色の宝石で散りばめられている豪奢な部屋というわけではない。ドレスデン(レジデンス)城内にある博物館のことで、11世紀から続いたザクセン王家の豪華な宝物を展示している。

何故”緑の丸天井”なのか、1550年頃に財宝の保管庫としてつくられたのだが、アーチ状のヴォールト天井と建材の一部が緑色に塗られていたので、ドイツ語では Grunen Gewolbesと呼ばれていた。日本語訳で、分かりやすいように”緑の丸天井”をされた。

この保管庫は1723年から 1730にかけて、アウグスト強王によりバロック様式の豪華な展示室に改造された。9室あったが、第二次世界大戦で、うち3室が破壊された。しかし、展示品は1942年に安全な場所に移動してあったので、被害を免れた。東西ドイツ統一後、レジデンツ城の建物修復に合わせて地階の博物館も復元された。それが、”歴史的緑の丸天井”と呼ばれている博物館。一方、”新しい丸天井”博物館も、その際、二階に増設された。”歴史的緑の丸天井”は、入館には予約が必要。

まず、新しい緑の丸天井から入る。素晴らしい象牙細工やクリスタル等の工芸品、そして、なんとサクランボのタネを使った微小彫刻も。ふと、台湾の故宮博物院の宝物にもこんなのがあったことを思い出す。圧巻はディングリンガー制作の金や宝石をふんだんに使ったコーヒーセットや、横幅2メートルはあろうかという巨大な置物、インド・ムガール帝国の6代目皇帝の宮廷模型。さらに、地中の放射能によって緑色になった、41カラットのダイヤモンド。強王の帽子の羽止めに使用したとか。一方、この頃、いろんな工芸家が作品を持ち込んだようで、そんな中に”グロテスク人形”などの小物もあり、強王はこんなのも好きだったのかと、微笑ましく思った。

さて、歴史的緑の丸天井。出入り口からして厳重。二人ずつ、小室に入り、チェックを受け、消毒される(爆)。荷物はもちろんだめ。でも、そこから先は18世紀の豪華絢爛たる世界が続いている。琥珀の部屋、象牙の部屋、銀の部屋、金を塗った銀器の部屋、宝物室、紋章の部屋、宝石の部屋、ブロンズの部屋、ルネサンスのブロンズの部屋とつづく。それぞれの部屋に宝物が計3000点もガラスケースなしに置かれている。宝物もさることながら、部屋自体が宝物のよう。大理石の部屋や、ベルサイユ宮殿の鏡の間のような部屋も。ぼくはむしろ、宝物よりも部屋自体を楽しんだ方かな。日本語イヤホーンガイドもあり、全部、聞いていたら、1時間はかかる。

ドレスデンに行ったら、欠かせないところだろう。ヨーロッパでも屈指の”宝飾博物館”のようだ。

緑の丸天井を目指して歩く


入口付近は観光客でいっぱい


これは丸天井ではない(笑)。新旧緑の丸天井の前室。ここまでは撮影可能。


お宝の写真は資料などから

金や宝石でできたコーヒーセット


エメラルドの皿をもつムーア人


ムガール帝国の皇帝


宝物室



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