北鎌倉の台峯緑地に大蛇桜(おろちざくら)とあだなされる、すごい山桜が棲んでいることを、こちらに越してきてからすぐ知りました。是非、一度観てみたいと思っていました。これまで何度か、ひとりで探しに出たことがありますが、まだ望みは達成しておりませんでした。
北鎌倉匠の市同時開催イベント、”探訪!幻の大蛇桜”のウオーキングがあることを知り、ボクは狂喜してこれに参加したのであります。集合場所の東慶寺参道は匠の市が大にぎわいでした。そして、そこには、ボクみたいな桜好きが40名以上集まっていました。
ガイドの久保さんが、今日は結構、山道をあるきますから、覚悟してください、3時間ぐらい台峯緑地を歩いて、大蛇桜を観たあと、隣接する鎌倉中央公園で解散します、という挨拶がありました。北鎌倉駅前の交番の横の路地を入り、梶原方面に進みます。源氏山入り口を通り越して、しばらくしてから右側の梶原山(台峯)に入ります。途中で、これが鎌倉最後の田圃です、という田圃を通り越し、登って行くと、梶原山の頂上に着き、その尾根を少し進むと見晴らしの良い場所に出ます。
すばらしい景色です。あの緑の屋根が円覚寺です。今、ちょうど湘南新宿ラインが通ってますね、そのうしろの山は六国見山です(ボクのマンションはその山のうしろ側です)。こんなに山桜があったのかと、びっくりするくらいの数です。白っぽい花の大島桜とピンクっぽい山桜が半々ぐらいにあって、それぞれが花開き、ほのぼのとした何ともいえない景観をみせてくれています。
ボクがこちらに住むようになって、何が嬉しかったって、この山桜のうつくしさを手軽に楽しめることできることです。ボクのマンションのベランダからも楽しめますし、鎌倉の町中を歩きながらでも、お寺の高台の境内からも(浄明寺や円覚寺の展望台からの景色が好きです)容易にながめることができます。この台峯の展望地は、これまでのボクのお気に入りの展望地のどこよりも良かったです。
鎌倉時代のお花見というのは、このように遠くの山桜の景観を楽しんでいたんですよね、頼朝は海に舟を浮かべて花見をしたそうですよ、現代のように花の下でどんちゃん騒ぎを始めたのは秀吉の頃からです、(確かに秀吉らしい、醍醐の花見ですね)の説明にうふふでした。よく見ると、お花見の数組の家族連れがお弁当を食べていました。写生をしている人もいました。最高にぜいたくですね、桃源郷のような景色を”ひとり占め”して。知ってる人は知ってるのです。ボクも今日から”知っている人”になりました。花のある内、ワイフを連れてこよう。


これから、出掛けますので、続きはまた。
(つづく)
北鎌倉匠の市同時開催イベント、”探訪!幻の大蛇桜”のウオーキングがあることを知り、ボクは狂喜してこれに参加したのであります。集合場所の東慶寺参道は匠の市が大にぎわいでした。そして、そこには、ボクみたいな桜好きが40名以上集まっていました。
ガイドの久保さんが、今日は結構、山道をあるきますから、覚悟してください、3時間ぐらい台峯緑地を歩いて、大蛇桜を観たあと、隣接する鎌倉中央公園で解散します、という挨拶がありました。北鎌倉駅前の交番の横の路地を入り、梶原方面に進みます。源氏山入り口を通り越して、しばらくしてから右側の梶原山(台峯)に入ります。途中で、これが鎌倉最後の田圃です、という田圃を通り越し、登って行くと、梶原山の頂上に着き、その尾根を少し進むと見晴らしの良い場所に出ます。
すばらしい景色です。あの緑の屋根が円覚寺です。今、ちょうど湘南新宿ラインが通ってますね、そのうしろの山は六国見山です(ボクのマンションはその山のうしろ側です)。こんなに山桜があったのかと、びっくりするくらいの数です。白っぽい花の大島桜とピンクっぽい山桜が半々ぐらいにあって、それぞれが花開き、ほのぼのとした何ともいえない景観をみせてくれています。
ボクがこちらに住むようになって、何が嬉しかったって、この山桜のうつくしさを手軽に楽しめることできることです。ボクのマンションのベランダからも楽しめますし、鎌倉の町中を歩きながらでも、お寺の高台の境内からも(浄明寺や円覚寺の展望台からの景色が好きです)容易にながめることができます。この台峯の展望地は、これまでのボクのお気に入りの展望地のどこよりも良かったです。
鎌倉時代のお花見というのは、このように遠くの山桜の景観を楽しんでいたんですよね、頼朝は海に舟を浮かべて花見をしたそうですよ、現代のように花の下でどんちゃん騒ぎを始めたのは秀吉の頃からです、(確かに秀吉らしい、醍醐の花見ですね)の説明にうふふでした。よく見ると、お花見の数組の家族連れがお弁当を食べていました。写生をしている人もいました。最高にぜいたくですね、桃源郷のような景色を”ひとり占め”して。知ってる人は知ってるのです。ボクも今日から”知っている人”になりました。花のある内、ワイフを連れてこよう。


これから、出掛けますので、続きはまた。
(つづく)