48年近くも昔の話になりますが、今では、すっかりお婆ちゃんになりました女房殿が私の元
に嫁いできた時に嫁入り道具の一つとして、今は亡き義父が持たせてくれた竹の物干し竿が
今日まで、7回にもなる転居にも耐えて、行く先々の軒下でその土地、土地の空気に触れなが
ら毎日のようにその役目を果たしてくれました。
しかしながら、形のあるものは何時かは壊れ、やむなく手放さなければならない時が訪れま
す。
私達夫婦の越し方を漏らさず見てきた竹竿さんを手放すのは切なく、かといって長く保存して
おくほどのものでもなく、心から「お世話になりました」「ありがとうございました」の気持ちをもっ
てその役目を引退してもらうことにしました。
持たせてくれた義父の顔が目に浮かびます。
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