今年2月に、将来の教育者を育成する某教育大の男子学生6人が、同僚女子学生に性的
集団暴力を加えた事件のあったことが、3ヶ月も経過してから明るみに出てきました。
事の良し悪しは明白で、今から何も云々する積りはありませんが、その事件の起きる前後
の関係者の対応について、私には少なからず疑問があります。
その1は、加害者である男子学生の、何れは教育者として先生と呼ばれる立場に着こうとし
ている一人の人間としての基本的な意識はどうなっていたのか?
その2は、暴力事件は、如何なる場合にも、加害者に非があることに間違いはないと思って
いますが、此の事件の場合、被害者には暴力など断じて許さない、という毅然たる姿勢を持っ
ていたのかどうか、後で加害者から「合意の上だった」などと言わせないものでなければな
りません。
その3は、やむを得ず公表せざるを得なくなった大学当局の姿勢の問題です。
記者会見で、都合が悪くなると「教育的配慮」と答えるだけで、事の真相を明確に伝え反省
しようとしている姿勢が見えません。
私には「教育的配慮」とは、加害者6人の行為に対する配慮と、大学の面子と運営責任者
の保身のためだけの配慮とし思えません。
もしろ、もっと早めに真相や問題点を真摯に公表したほうが、社会全般に意義のある「教育
的配慮」になったのではないかと思うのですが、この有様では、皆さん教育者失格ですよ・・・・
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