今日、12月28日は我が家の愛犬「リック」の3回目の命日に当たります。
思い出せば、あの忌まわしい阪神淡路大震災に襲われた日の1年と少し前の平成5年の
年の暮れ、縁ありて我が家の一員になったのでした。
その時の「リック」は体重僅かに700グラム、まだ足元もおぼつかないながらも部屋中を元
気いっぱい走り回って愛嬌を振りまいていました。
その当時、私はまだ現役で仕事から帰宅すると待ちわびていたかのように千切れんばかり
に尾っぽを振り、小さな身体いっぱいに喜びを表し、私めがけて飛びついてきて帰宅を歓迎し
てくれるのが毎日の行事になっていました。
その小さな身体をしっかりと抱きかかえた時、私の手に伝わってくる体のぬくもりと柔らかい
毛並みの感触を忘れることができません。
元来、丈夫な身体をしていた「リック」は幸いにも、17歳と言う長命に恵まれ、私達家族に数
知れない癒しを呉れたのでした。
しかしながら命あるものの定めに異例はありません。
晩年には聴覚に、視力に障害がでるなど、寄る年波は如何ともしがたく、衰えは手加減なく襲
っきます。
それは3年前の今日のことでした。
朝は何時ものように起き出し、普通に食事をしたのですが、急に腰が抜けて後ろ足が立たなく
なる状態になり、急遽動物病院に行ったのですが原因が解らず様子を見ることになりました。
それから、あっという間でした。
苦しむことなく、静かに、眠るように永遠の旅立ちをしたのでした。
今は、きっと美しい花の咲き乱れる天国で友達と遊び戯れていると思っています。
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