防災の日

　９月１日、防災の日です。

　この日に合わせたように、フィリピン沖でM７．６の地震が発生し太平洋沿岸の諸国に津波注意報
が発せられました。

　幸い日本の各地では被害もなく、注意報は解除になりましたが、近い将来発生すると懸念されてい
る「南海トラフ巨大地震」は津波、家屋の倒壊、火災などにより最悪３２万人もの命が奪われるとの被
害想定が出ています。

　自然災害は何時発生するか分からず、人間業ではこれを防止する事はできません。

　しかし、人間には災害の発生を予測して、被害を最小に食い止める知恵があります。

　この場合、過去の実体験は貴重です。

　しかしながら人間の記憶は時間の経過と共に希薄になるものです。

　せめて今日だけでも、国民の一人一人が改めて過去の記憶を取り戻し、自分の命は自分で守るを
念頭に備えを怠らないようにしたいものと思う「防災の日」です。