美談の方がよろしいようです。

 学校も今日から冬休み、クリスマスやお正月などを十分に楽しんで欲しいものです。

　さて、先日テレビ各社が報道していたインドにおける感電して意識を失っている猿を仲間の
猿が救命したという麗しいお話し、私などは単純に美談として受け取ったのですが、あるテレ
ビのワイドショウでのこと、専門家なる人物のによると「猿に他者を助けるようなことはあり得
ない」とか「弱っているボスをけ落として自分がボスになるチャンスと思ってのいじめの行動」
とか解説していましたが、直接、当該猿にインタビューして、その声を聞いたなら分からないで
もありませんが、何と夢もロマンもないことに落胆してしまいました。

　学術的にはそうなのかも知れませんが、それ以上に大切な何かがあると思いたいのです。

　この出来事、誰に迷惑を掛ける訳でもなし、利害が及ぶ訳でもなし、猿に人が教えられた美
談として、子供達への教材になりうるお話ではないかと思うと、余分な解説は、害あって利なし
です。