今朝の新聞の1面のトップ記事を見て、70年昔の思い出が蘇ってきました。
今日は、1948年6月28日に発生した福井大震災の記念の日です。
当時私は10歳になったばかりのわんぱく盛りでした。
福井からは100km超南に下がった琵琶湖の近くに住んでおり、その日は友達と一緒に集落の
お宮さんで遊んでおりました。
お宮さんには、地下水の湧き出る池があり、周りに植栽された木に登って遊んでいる時でした。
異様な雰囲気に襲われ、池の水面をみると何時も鏡のような水面がひどく泡立って見えました。
木から飛び降り、周りを見ると参道の石灯籠がいくつか転倒していますが何が起きたのか理解で
きないまま急いで帰宅し、大人たちの会話で地震の発生を知ったのでした。
それから70年、その時の様子は現在も明確に記憶にあり、改めて自然の脅威に心している私で
す。