私は、毎朝、毎夕の散歩の際に気にして見ているものにコンテナふ頭に聳え立つガントリク
レーンの姿があります。
そのクレーンの巨大なアームが空に向かって立っている時は休止状態であり、そのアームが
水平になっている時は稼働状態であることが容易に分かります。
それは即、物流の有無そのものを示すものであり、景気そのものであることのバロベータに
なっておりアームが水平になっている姿をみると「よかった」と密かに安心できるのです。
ところが近年、特に気になるのはそのアームが水平になっていることが極めて少なくなってい
るいるように感じます。
景気低迷で物流が途絶え、更には韓国等の外国にその役割を取られるというダブルパンチ
を食う厳しい環境下あると聞きますが、何とか昔のような活気を取り戻せる手立てはないもの
かと浅はかな私でも気になって仕方がありません。
もの言わぬガントリクレーンですが、何時も目にする度にそのアームは水平になってフル稼働
しているようになることを期待したいものです。