道路交通法が改正になり「専用駐車制度」なるものが制定されました。
高齢者等が運転する車が駐車場所を求めて、それに集中するあまり他の事に注意が散漫にな
り事故に繋がるケースが多いため、これを防止する方策として「高齢者や聴覚・身体障害者、妊
産婦に専用の駐車スペースを設ける。」というもので、それに該当する人が一定の基準を満たし
警察などに申請して許可になれば「標章」を受領し車内に掲示して所定の駐車区画に駐車でき
るという制度です。
正式には「高齢運転者等専用駐車区間制度」といい１９日から施行されています。
我が家の近くの総合病院の周辺にも２箇所の駐車区間が指定され新たに白線表示されていま
した。
私には自身の生活環境やポリシーから考えて、この制度のお世話になることはないものと思っ
ていますが、制度の効果に多少の興味もあり散歩の帰り道その場所を通り駐車中の車を見て
みると全ての車は所謂不法駐車の車ばかりで「標章」を掲示している車など皆無の状態でした
が、この制度についての広報を殆ど見たこともなく、新聞記事で知る程度で市民全般にはその
ことを知らない人が圧倒的に多いのではないかと想像しています。
しかしながら法律順守は知らなかったでは済みません。
その区間に不法駐車して違反切符を切られた場合には通常の反則金より高額を納付しなけれ
ばならないとか、収入が落ち込むご時世です、知らなかったではまずいと思います注意しましょう。