今日は「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う日」という「海の日」です。
我が家は、その海に近い現住所に居を定めてから20数年になりますが、その間、私は在宅時
には殆ど毎日、波打ち際まで散歩することにしています。
そこには、あまり綺麗とは言えない水面があり、小魚釣りを楽しむ人や、荘厳さを見せながら落
ちていく夕日をカメラに納める人達などの、のどかな景色を見ることができます。
また、少し目を転じると、そこには日本はもとより、外国の大手海運会社の専用コンテナ岸壁が
あります。
数年前までは、その岸壁には、連日写真のような大型コンテナ船が入港していたものですが、
此の度のアメリカ発の金融危機が招いた世界的大不況で物流が減少したのでしょう、細かく
チェックした訳けではなく、単なる素人の直感ではありますが、入港しているコンテナ船は以前の
10分の1以下にもなっているのでは、と言う現状に「景気は底を打った」と言う論評に疑問を感じ
先行きに不安を覚えてしまいます。
そんな悲観的な今年の「海の日」ですが、出来るだけ近い将来、この岸壁から世界各地に向け
て優秀な日本の製品がどんどん積み出されるのを願う「海の日」です。