7月30日例年より約10日も遅く、ようやく梅雨が明け本格的な夏の到来となり
ました。
過去の気象記録によると、4番目に遅い梅雨明けとか、豪雨とか台風とかその
他の自然の営みは、私の子供の頃とは明らかに異なっています。
これは、やはり地球の温暖化の影響なのでしょうか、命あるもの必ず一度は臨
終を迎える事実は理解しているものの、生きたいという本能から、この現象には
非常に怖いものを感じます。
私の子供の頃の梅雨のイメージは、音もなくシトシトと降る小雨の中、蓑、笠を付
けたお百姓さんが一株ずつを手作業で田植えしている姿が記憶にあります。
今では、農業も機械化が進み作業のテンポも随分早くなり当時の季節感や風景
は全く変わってしまいました。
しかし、自然は自然の摂理によって営み続けていますし、私達はこの自然と共生
して生きるより他にありません。厳しい夏に向かい命あるもの皆んなに平穏である
ことを祈るのみです。