オートバイ道草記

オートバイを一生の趣味とする人のために

心配は無用だった

2010-09-15 20:06:00 | ノンジャンル
 630が出て、610との変化がどうなって行ったかが、最大の関心事。二点、気になることがありました。

 DOHC化されたエンジン、きっとパワーは上がっているだろうが、あの味のあるフィーリングは残っているのだろうか?もう一点はハンドリング、軽快だけどしっとり、動きが分かりやすく、人の感覚とぴったり合う感じ、これが乗っていて気持ちよかったのでした。エンジンとハンドリング、これが610の気に入っていた所でした。これらが、どう変わっていったのか?

 しかし、それを不安にさせてくれるようだったのが、雑誌の記事。『(610とは)まったく別物といいっていい完成度の高いマシンに仕上がっていた。』完成度の高いのはいいが、別物になっては困るな。『フロントがパンクしているんじゃないかってくらいの違和感を感じた・・・』それじゃ危険で乗れ無いんじゃないか?

 きょう、初めてワインディングロードへ、乗りに行ってみました。心配事は、すっかり吹き飛んでしまいました。

 それは充分610だったし、それをベースに大きくグレードアップしたものになっていました。エンジンは、もちろんパワフルでレスポンスが鋭くなっていました。そしてハンドリングは、610のいい感じは残っていて、ヘッド周りの重量の増えたのが、いい影響を与えているのか、更に落ち着いたいい感じになっていました。

 決して『別物』ではなく、610が正常に進化した、スーパー610(ちょっと言い方が古いか?)という表現をしたいと思いました。ツーリングがメインという使い方の人には、とてもお勧めです。


 数年ぶりで行った、もみじライン、気持ちよく走っていったら上のほうは霧でした。


 ハンドルの低いスポーツバイクでは絶対行きたくない、高低差があって、細くて荒れた道。モタードバイクはいいと思うときです。