オートバイ道草記

オートバイを一生の趣味とする人のために

2サイクルエンジン

2006-10-30 20:18:19 | ノンジャンル
 カワサキの三気筒400です。エンジンが異音を発して止まってしまったということで持ち込まれました。原因はキックのギアの歯欠け。欠けた歯がクランクシャフトからクラッチに動力を伝える一次減速のギアに挟まっていました。修理はクランクケースを開けてギアの交換とミッションの中の清掃です。しかし問題は部品。欠けたキックのギアと他に痛んでいたオイルポンプの樹脂ギアが交換必要。でも残念ながらカワサキに部品はもうありませんでした。そういうこともあろうかとオーナーが部品取り用ということでエンジンを一基持っていました。それを外して使用することに。国産のクラシックを維持していくのも大変です。



 原付バイクとすれ違うと最近は4サイクルが増えたなぁと感じますね。イメージですが走っているバイクの半分くらい。私は2サイクルのオートバイは好きなのでたくさんの車種に乗りました。オイルの匂いと白煙を噴きながら元気よくカッ飛んで行く、オートバイはこうでなくっちゃいけませんよね。若い頃、米国車とか独国車とか大人のオートバイといわれているようなのには絶対乗らないだろうなと思っていました。年を取ってみたら、やっぱり乗ってなかったです。現代では白煙を吐いてカッ飛ぶなんてのは許されない時代。しかしそれに代わる現代の元気なオートバイといえば、ビックシングル、ハスクバーナですよ。(ちょっと無理矢理っぽいか?)


米国車、独国車に乗れない大人の人はこれに乗りましょう。ハスクバーナSM610。