鉄ある記

鉄道写真を中心に、京都の街角の情景なども写真で紹介していきたいと思います

黄タキ回送 専貨1883レ

2009-03-22 | EF210

 この3連休は、非鉄の予定でした。いろいろ、用事もあり、他にもやりたいことがありで、そう決めていました。

 ところが、朝、同好の士である龍さんから本日の8865列車に黄タキ4両がつくという情報をいただき、急きょ予定を変更して、西大路で1883列車を撮ることにしました。本当は8865レで、EF65が引いているシーンを撮れたらよかったのですが、大事な用があってさすがに鉄を優先するわけにはいきません。そこで、タキの行先は安治川口だろうと踏んで1883レにつくと考え、用を済ませたあと西大路に向かったわけです。

 梅小路14時発1883レの本日の編成は、EF210-8号機+空チキ4両+黄タキ4両+空コキ2両です。チキというのは長物輸送貨車で主にレールの運搬に使われます。タキはタンク車のことで、黄タキは液化塩素専用の高圧ガスタンク車で保安上、黄色に塗ることが法律で決まっているそうです。そして、コキはコンテナを積む貨車です。機関車の次位にタキがついてくれたらよかったのですが、チキが前に来てしまいました。しかし、ご覧のようにちゃんと存在を訴えているので、よしとします。ところで、この黄タキが正確にどうなるのか知りませんが、廃車解体の可能性が強いのではないでしょうか。まだ、中京地区ではタンク車の活躍が目立ちますが、だんだん少なくなっているのも現実です。最近ではコンテナの上に乗っかったタンクも見かけますし、高速化のため、どんどん専用の貨車は減っていっています。したがって、このタンク車も廃車ではないかと思います。

 ところで、そんな画一的な貨物列車が多い中、この1883レはこれから注目度が私の中ではアップしています。この列車は安治川口から梅小路まで1182レとして来て、折り返し1883レになるのですが、こうしてチキを引いたり産廃コンテナを引いたり、編成が比較的バラエティーに富んでいるからです。昨年の秋口まではEF66が引くこともあったのですが、最近ではEF210に完全になってしまったようです。それでも、高速貨物機関車である210が、ゆっくりと様々な貨車を引いていく姿は見ていて楽しいです。
 梅小路15時01分発の配1975レ(これも岡山のEF65から吹田のEF66になったのは残念ですが)ともども、JR京都線下りの貴重な撮影対象列車です。

2009-3-22 JR貨物・梅小路駅を出発するEF210牽引の専貨1883レ JR西日本・西大路駅で
D700,Sigma APO 70-200mm F2.8 Ⅱ EX DG MACRO HSM,200mm,ISO 400
1/320秒,f3.5,WB:AUTO

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コメント (4)
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