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3月14日のダイヤ改正で新鋭のキハ122、キハ127に置き換えられてしまうキハ40とキハ47を撮りに、姫新線を訪問しました。これまで、何かのついでに姫路駅で撮影したことはありますが、本格的な撮影行は今回が初めてです。きょう3月1日から使用できる青春18切符を持って、京都7時44分発の新快速で姫路へ向かいます。
高架になった姫路駅では4番線に本竜野行きキハ47の2連が待っており、これに乗って「太市」(おおいち)へ。
まったく土地カンがなく、運転本数の多い姫路‐本竜野間を条件に地図であたりを付けただけだったのですが、これがバッチリ。余部を出てしばらくは線路近くに建物があって撮影にはもう一つだったのですが、JR西日本姫路鉄道部を右に見るあたりから、どんどんよい感じに。降り立った駅も対向式のシンプルなホームがあるだけの無人駅ですが、望遠を使うとローカル線の風情が漂う写真を撮れます。
ただ、ひとつ迷ったのは本竜野側に行くのがよいのか、余部方向に戻る方がよいのか。結局、未知のところに行くより、たった1回きりとはいえ車窓から自分の目で見た余部側を選択しました。しばらく歩くと先に来て撮影されている方がおられ、尋ねると本竜野側よりこっちの方が断然よいとのこと。これに自信を深めて、それからは迷うことなく、あちらこちらに足を運んで数多くのカットを撮ることができました。
お天気もよく、赤とんぼの町・竜野にちなんだ茜色と朱色がかったクリーム色のボディーが景色によく映えます。午後からは「ハバタン号」も運用に入って、色どりを添えてくれます。早春の播州路の風景に溶け込んだキハ40、47に別れをなかなか告げられず、当初13時台に引き上げる予定だったのを2時間近く延長し、心ゆくまでファインダー越しに追い続けました。
2009-3-1 JR姫新線余部―太市 エンジン音も高らかに姫路へ向かう1924D
Nikon D300,AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED,70mm,ISO 200
1/640秒,f8,-0.7段,WB:晴天
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