爺のつぶやき

石狩川のほとりに住む田舎の爺が、見たり聞いたりその日の出来事をつぶやいています。

福島原発事故調報告

2012-02-29 20:05:36 | あれこれ
東日本大震災からもうすぐ1年が来る。
原発事故については菅前首相「聞く耳もたず、独走した」と批判されているが、本人のインタビューでは原発事故について、「事前の備えがあまりにも不十分だった。備えがなかったという意味で大失敗だった」と述べていた。


地震と津波の対応については「ある程度やれたと思う」と強調している。
29日夕刊の「道新直線曲線」に、聞いていて「藪医者の手柄話」の諺を思い出したと載っていた。


きょうの各紙がどう取り上げているか「見出しでも」と図書館に行ってみた。
各新聞の「福島県原発事故独立検証委員会」の報告の見出しを拾ってみると。


産経「官邸介入で無用の混乱」 「菅氏の「人災」明らか」(3面)
読売「菅首相介入で混乱拡大」 「菅氏の個性正負両面に」(4面)
道新「官邸介入で状況悪化」「泥縄的随所に3号機注水遅延」
毎日「官邸の初動混乱要因に」
それぞれ各紙は菅氏や官邸の対応のまずさをを厳しく指摘している。
事故調の報告では「官邸はパニック状態」に陥っていたようだ。


しかし、不思議なことに、朝日だけはこれらの問題点はまったく触れていない。
朝日は官邸や菅氏を擁護してあえて記事にしなかったのか・・・?。


新聞は国民に「事実を正確に伝える義務と責任」があると思う。


コメント (2)
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