4日ほど雪が降っていないが、寒さが厳しい。
今朝も氷点下22℃になった。
外出もせず、予算委員会のテレビ中継を見ていた。
野田首相の不退転の決意「税と社会保障の一体改革」素案は増税の与野党間共有を求めているため検討の字句が81ヶ所もあり全体像が見えにくいと小池議員の指摘もあり、最低保障7万円の試算も再増税になるため引っ込めるなど出足から迷走している。
政府与党として年金の将来予測と試算は国民に提示する義務がある。
特に適材適所最強閣僚と言われている大臣も副大臣が答弁したり、担当大臣でないのがでてきたり官僚のメモの棒読みがありと聞いていても情けない。
政府はいつも国民に情報公開するといいながらいまだに隠蔽体質が続いている。
先の年金試算は新聞に報道されたにもかかわらず、15年消費税10%以後再増税になることから隠蔽してしまった。
原発事故でも情報を公開せずひたすら心配ないと云っていたことと同じである。
政府の国民への事実隠蔽はなにも民主党だけではなく、核の持込や、沖縄密約など昔からあった。
国民はバカではない。
今の官僚の能力や知識より民間人のほうがよほど頭の良い人が多いことを知るべきである。
TPPに反対のマチではためく米国旗
もう一つ、TPP7日にも米国と交渉に入るというが、米国の農業団体は「すべての農産品の関税撤廃」を求めている。
福島議員に野田首相は「守るべきことは守る」と同じことを何回も繰り返しているが、経団連の顔色を伺い、労働や社会経験のない松下政経塾出身の政治家では交渉力一つとっても信用できない。
ましてや国内の中小企業や農民のための政治に欠けているからである。