Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

記憶

2012-10-11 10:54:10 | 日記
すごく聞き込んだ訳でもないのに

なぜか知らないうちに「記憶」に残っていて

時に鼻歌に登場するのだが、結局思い出せずに

聞きたくても聞けない曲って良くあると思う。


それが手持ちの音源ならなんとかたどり着けたりもするのだが

どこかで耳にして「記憶」にのみインプットされているような場合は

本当に厄介である。



Bobby Womackの「Home Is Whrere The Heart Is 」(1976)

1. Home Is Where the Heart Is
2. A Little Bit Salty
3. Standing in the Safety Zone
4. One More Chance on Love
5. How Long
6. I Could Never Be Satisfied
7. Something for My Head
8. Change Is Gonna Come
9. We've Only Just Begun


数作のインターバルを経て再びマッスルショールズスタジオにて録音された1976年作品。

前作までの流れと76年という時代背景のおかげか、南部作品にしては幾分小綺麗な仕上がり。

だがそこはBobbyゆえ要所での濃密さは相変わらずである。


邦題は「わが魂の故郷」と、やや重い気がしないでもないが

本作は非常に明快な「Home Is Where The Heart Is」から軽やかに幕を開ける。


一変しての重厚な歌が耳に残るEddie Hinton作の「A Little Bit Salty」

2分過ぎ辺りからのマッスルショールズの極みと言える腰の据わった演奏。

「記憶」にしっかりと刻み込まれているせいか、毎回のようにこの曲を聴くと鳥肌が立つ。


ミディアムテンポの控えめなリズムに

得意の語りや抑揚の効いた歌が乗せられる「One More Chance On Love」


二曲立て続けのFunkワールドにどっぷりと浸れる

「How Long」「I Could Never Be Satisfied」


Sam Cookeの「A Change Is Gonna Come」

Carpentersの「We've Only Just Begun」

特に後者での控えめな歌声も時には悪くない。



ここ数日あるフレーズが耳から離れないのであるが

今のところたどり着けずの状態。

不確かな「記憶」をたどるのみしかないが、果たしてたどり着けるだろうか。。。
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