Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

2011-03-17 11:01:07 | 日記
今回の壊滅的被害に対して

改めて自分の仕事の大切な意義を思い知らされている。


僕等の仕事は、明日の日本を支える若者たちを育成すること。

「お年寄り」→「僕等」→「若者たち」

しっかりと繋がれる「襷(たすき)」なくして

完全復活はなしえない。


The Bandの「Islands」(1977)

01. Right As Rain
02. Street Walker
03. Let The Night Fall
04. Ain't That A Lot Of Love
05. Christmas Must Be Tonight
06. Islands
07. The Saga Of Pepote Rouge
08. Georgia On My Mind
09. Knockin' Lost John
10. Livin' In A Dream


1977年リリースのオリジナル・メンバーによる最後のスタジオアルバム。

キャピトルとの契約を満了させ

「The Last Waltz」をワーナーからリリースするためのやっつけ仕事と見なされているせいか

世間の評価はあまり芳しいものではない。

それでも彼らがロック史に名を刻み込むバンドであったことを証明する

最終期の円熟味のある演奏や佳曲が数多く聴けるという点では

決して悪い作品とは言えない。


ロビーの例のハーモニクスの利いたギタープレイが存分に楽しめる「Street Walker」

彼ら流のクリスマスナンバー「Christmas Must Be Tonight」

東洋的な味付けが施されたタイトルナンバー「Islands」

語り継がれるリチャード・マニュエルの名唱「Georgia on My Mind」

ハーモニー、演奏と彼らにしか出来ない独特の絡み合いが見られる「Knockin' Lost John」

最後の口笛が一筋の光を与えてくれる「Livin' In A Dream」


その後オリジナルメンバーでのスタジオ録音は途絶えたわけだが

彼らの「襷(たすき)」は、しっかりと次世代の若者たちへと繋がれることとなる。

僕もその中の一人であることは間違いない。




現在僕等の手の中にある「襷(たすき)」が

いよいよ明日の朝には彼らに手渡される。

結果はどうであれ、しっかりとその第一歩を踏み出して欲しいと思う。


それが被災していない僕等に出来る大切なことなのだから。
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