Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

準備

2009-11-22 00:05:41 | 日記
何事にも下準備が必要である。



間際にならないと何事もやらないタイプの人がいる。

お尻に火がついたことでやっている風ではあるが

時間的な余裕がないことを言い訳に

結局は「出来る範囲内での作業」にとどまっている場合が多い。




僕はどうしても間際になってバタバタとやるのが好きではない。

前もって下準備をしておくと、間際には余裕が生まれる。



その余裕が最後のプラスアルファの微調整に充てられる。




「長年の経験」

これも目には見えない「下準備」の一つと言える。





「Imperial Golden Crown Harmonizers」

テキサス州オースティンを拠点に活動する

マーサ・メリエル、
マルコム“パパ・マリ”ウェルボーン
スクラッピー・ジャド・ニューコム
ガーフ・モーリックス
サラ・ブラウン
ポール・ミルス
バリー“フロスティ”スミス  

の7人の腕利きミュージシャンからなるアルバム



ゴスペル、カントリー、ブルースを見事なまでに融合したそのスタイルは

各人の「百戦錬磨の経験」と言う名の「下準備」に

裏打ちされたものだと言えるだろう。




1曲目を飾るCurtis Mayfieldのカバー「People Get Ready」


スローに始まった楽曲は、途中からテンポをあげ

スライドギターがうなりを上げると怒涛の流れのままエンディング

へと向かっていく。

「準備」を怠ると弾き飛ばされ兼ねない圧倒的な音で

こちらを魅了してくれる。






こんな「いかした、いかれた演奏」を聴くためには

彼らに負けないだけの「下準備」が聴く側の僕らに

いつも必要なのである。

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