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http://mylibrary.maeda1.jp/0553WorldRank10.pdf
(世界ランクシリーズ その10 2021年版)
(ノルウェーが5年連続世界一位、世界最低レベルを抜けられない中国!)
3.日米中と中東主要国の世界ランクの推移(2017年~2021年)
(図http://rank.maeda1.jp/10-G01.pdf参照)
2021年世界一位のノルウェーに加え日本、米国、中国及び中東4か国(カタール、トルコ、サウジアラビア及びイラン)の2017年から2021年までの5年間の世界ランクの推移を見ると、ノルウェーは5年連続でトップを維持している。
米国の世界順位は43位(17年) →45位(18年) →48位(19年) →45位(20年) →44位(21年)と5年連続で40位台である。同国は2017年から19年まで連続して順位を下げたが、2019年の48位を底にその後2年間は上昇し2021年は44位である。日本の順位は72位(17年) →67位(18年) →67位(19年) →66位(20年) →67位(21年)と変化しており、2018年に70位台から60位台に上昇した後は横ばい状態である。
中東イスラム国のカタールとトルコは、カタールが123位(17年) →125位(18年) →128位(19年) →129位(20年) →128位(21年)とランクは下降気味であり、トルコは155位(17年) →157位(18年) →157位(19年) →154位(20年) →153位(21年)と5年間を通じて150位台を上下している。サウジアラビアとイランは宗派の違い(スンニ派とシーア派)あるいは政治体制の違い(専制君主制と宗教独裁制)により対立する湾岸地域の二大国であるが、報道の自由度では両国とも世界最低のレベルである。特にイランは165位(17年) →164位(18年) →170位(19年) →173位(20年) →174位(21年)と2018年以降4年連続で順位が低下している。
中国の過去5年間の報道の自由度ランクは176位(17年) →176位(18年) →177位(19年) →177位(20年) →177位(21年)と全く変化がなく世界180カ国の最底辺にランク付けされたまま改善の兆候は見られない。
(完)
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