熊本市議会議員なすまどか~まどかレポート

熊本市政、国政(平和、雇用など)、趣味のスポーツ、料理などなど・・・
熊本市議会議員 那須円(なす まどか)の活動日記

1年間お疲れさまでした

2012年12月31日 | つれづれ日記

今年も残すところあとわずか。

最後の仕事は、党事務所の当直です。

毎週月曜日は私の当番でして、今年は事務所で一人さびしく新年を迎えることになります。

家族と過ごせず残念でしたが、午前中娘とはたくさん遊びました。


来年一年が、皆様にとってよりよい一年でありますように。

事務所玄関での正月の準備もばっちりです。


それでは、1年間お疲れさまでした。


サンタのアリバイ写真大作戦

2012年12月25日 | 我が家

がサンタからのプレゼントを心底楽しみにしています。

「サンタさん来るかな~♪」と仕切りに聞いてくるので、「来るといいね」と答えを返しつつもプレゼントの絵本を準備しました。

どうやら、サンタは枕元の靴下の中にプレゼント入れるとの情報を保育園関係者から入手したらしく、枕元で準備を進めています。


靴下の大きさだとプレゼントの大きさが制限されると思ったのか、箱に靴下を掛けています。

どうやらこの箱に入れろということらしいです。

あとは寝るだけなんですが、興奮して寝ません。


その後、やっと眠りについてくれまして、私の作戦を決行することに。


実は、クリスマスの少し前、市議団事務局のH氏から子どもの頃の思い出に残っているクリスマスの話を聞きました。

クリスマスの朝を迎えたH氏に対して、両親が、昨夜家を訪れたサンタさんに紅茶をふるまったという話をしながら、テーブルの上に残されたティーカップを見せてくれたというなんとも心温まる話でした。

その時、私が思ったことは「リアリティーが必要なんだ!!」ということ。

考えてみれば、「子どもが寝た後に、押し入れの奥からプレゼントを取り出し、枕元に置くという行為」は、子どもにとって本当にサンタが置いたのか、そうではないのか、リアリティがありません。

ですので、サンタが来たという確たる証拠を残しながらクリスマスの朝を迎えるべきだと私は考えました。


早速作戦開始です。


まず、サンタが家を訪ねる瞬間をかみさんに撮ってもらいます。やや不審者気味ですが大丈夫。


次にプレゼントを置く決定的瞬間もカメラに収めます。


顔だしはNGです。娘に正体がばれます。

そして、H氏から聞いた作戦も実行。

このティーカップを娘に翌日見せるつもりです。


ただ、本当に飲んでしまい、ひげが茶色くなりました。来年は使えません。


そして、枕元におく手紙をサンタ直筆でかくシーンを撮影。

様々な活動を終え、帰宅の途に着くサンタ。


その後、これらの写真を、娘にどう見せようかとかみさんと話し合ったところ、「これを見せると父ちゃんだとわかってしまう」との正論に返す言葉が見つかりませんでした。

悲しいかな、これらの画像はお蔵入り。

娘がネットを始める年頃なれば、このエントリーも消去することになります。

私の努力は日の目を見ることはありませんでしたが、楽しいクリスマスとなりました。


明日の娘の反応が楽しみです。


クリスマスイブの過ごし方

2012年12月24日 | 熊本市政のおはなし

街にはカップル(古っ!)が、ひしめきあっています。

こんな中、私は明日の市議会最終日の質疑の準備に追われています。


先月末、市が示した再開発計画に対して市民から出された請願に関連しての質疑です。

なんとか家族との食事に間に合わせたかったのですが、間に合いません。

おおかた書き終え、帰宅。

すると、娘が母ちゃんと作ったケーキを食べずに待っていてくれました。


大部分のイチゴは娘に食べられてしまいましたが、最高のクリスマスプレゼントになりました。


男の料理~チャーシュー

2012年12月23日 | 僕の大好きなこと

選挙の疲れを癒そうと、料理をすることにしました。

どうせ作るなら、うまいおつまみを作ろうと思い、チャーシューに挑戦。

さっそく、近くの商店街に行き、食材を購入。


調理開始。まず、肉を縛り上げます。


肉の表面を軽く焼きます。


焼いた肉とともに、潰したニンニクとしょうがのスライスとねぎの青いところを鍋にぶち込んで、かなりの弱火でことこと煮ます。

灰汁は丁寧にとります。

3時間ほど煮込んで、コチラを参考にして作った漬けダレに半日ほど漬けます。

そして、完成!!


なかなか美味そうでしょ。


ビールとの相性もばっちりでした。

体の疲れも心の疲れもリフレッシュ完了。火曜日の市議会最終日に臨みたいと思います。


質疑が途中でストップ…

2012年12月21日 | 熊本市政のおはなし

20日の市議会、予算決算委員会の締めくくり総括質疑の際、日本共産党の益田議員の質疑が、時間を残して止めさせられるということが起きました。

質疑の内容は、経済対策として舗装の打ち替えなどの予算が提案されていることに関連して、道路分野だけではなく、遅れている市営住宅の改修・修繕などの補正予算を組むことで、地元中小業者への仕事と雇用を増やし、経済を少しでも温めることが必要ではないかというものでした。

しかし、質疑の途中、議場から「議案(※)に関係ないぞ」という声や「ルールを守れ」というヤジが飛び交い、発言の中止が委員長から命じられるという結果になりました。

 

(※)ここで出てくる議案というのは、市長が提案した補正予算のことです。つまりは、益田議員の発言は、不十分な経済対策の補正予算をもっと拡充せよというものですが、住宅関係の予算は数字としてでてきていないので、議案に関係ないということでルールを逸脱しているというのが発言中止の理由だと思います。

 

確かに、質疑とは「議題となっている議案などに対してその発案者などに対して、口頭で疑問や不明確なことを明らかにするために説明を求めること」というのが一般的な解釈です。

 

しかし、これまで熊本市議会としては、質疑であっても、予算が不十分であればその改善を求める発言や問題がある予算ならばそれを減額すべきとの発言など、内容の説明をきくというものからより踏み込んだ発言が、議員の理解のもとで認められてきた経緯があります

例えば、同日の質疑でも、この前の総選挙のための予算に関連して、期日前投票が居住区に限られ不便であるということから、これまで通り、どの区に住んでいる人でも市役所で期日前投票ができるようにするべきではないか?との質疑が行われています。

大事な指摘ですし、内容の確認とどまらず、新たな提案を行う質疑でしたが、異論は出ませんでした。

提案された議案だけしか質疑ができなのならば、こうした改善にむけた指摘や予算の増額などに関する質疑はすべてできなくなります。

ただ、どこまで良くてどこまでが駄目なのか明確なルールはありません。

こちらは、質疑のルールを定めた熊本市予算決算委員会運営要綱です。



総括質疑等の内容は、委員会の審議の趣旨に沿ったものでなければならない。と定められているだけです。

では、益田議員の質問は、「市が提案している経済対策予算に関連して、道路分野だけでなく市営住宅分野も予算をつけるべき」というものでしたが、制限をされるほどの内容だったのでしょうか?

実際に市営住宅の修繕は遅れています。

例えば、住民が退去した後の部屋の原状復帰ができておらず多くの市営住宅が空き室のまま放置されています。その結果、空き戸数が676戸あるのに、新たに入居募集に出された住宅は169戸とわずか。

市民の方から「あそこの部屋が空いたのに募集はないのか?」とのご意見を多くいただきますが、こうしたことが原因です。

また、風呂釜が設置されていない住宅も4000戸あり、年間150戸ほどしか整備されていません

畳替えも20年に一度は替えることになっていますが、20年を超えている住宅が3200戸あり、今年度は200戸しか畳替えが実施されていません

こうした状況の下で、経済対策でも市営住宅の環境整備でも行うべきことを行っていない熊本市に対して、実施を求めるものでした。


議員として自由に意見が言える一般質問は、年に1度しかできませんし、また6つある常任委員会(福祉分野とか建設分野とか分野ごとに議案を分けて議論をする場所が委員会です)でも意見を言うことができるのですが、自分が所属している分野に限られます。6人以上いる会派は、あまさずすべての委員会に所属できますが、少数会派は所属できる委員会が限られます。

こうした発言の制限がある中で、質疑についても柔軟に解釈されてきたのだと思います。

大切なのは、市民の福祉増進のために、予算のあり方がどうあるべきか闊達な審議が保障される委員会にしていくことです。

「なんでもありとなれば収集がつかなくなる」との意見もありますが、それは、予算決算委員会理事会で質疑の内容を事前に確認をすればいいだけの話です。

また、一般質問の機会も、年に1度と制限をするのではなく、多くの自治体でも実施しているように、毎議会できるようにするなど改善が求められます。

今回の発言中止を受けて、議長や予算決算委員会理事会会長に、緊急の申し入れを行いました。

発言中止への抗議とともに、「発言制約を設けるのではなく、市民の福祉増進のため、予算決算委員会での闊達な審議のあり方が必要であり、改善を求めたい」というものです。

議会がより活性化できるよう他の議員の方々とも話し合っていきたいと思います。


熊本市中心市街地の再開発は必要か?

2012年12月20日 | 熊本市政のおはなし

市街地再開発計画というのは分かりにくく、また熊本市も住民に対して十分な説明をしていません。

でも、数百億という私たちの税金をどう使うのかという問題でもあり、ぜひ多くの市民の方々に知ってほしい、考えてほしい問題です。

今回の話には二つの再開発計画がでてきます。

①花畑地区再開発(産文会館などがある花畑地区での計画で、市と民間業者が地権者)⇒ゆきづまり、破たん

②桜町再開発(交通センターや県民百貨店がある桜町地区での計画で、民間業者【産交ホールディングス】が事業主体)⇒今後、市としても参入し進める方針

の二つです。

一般的に、中心市街地再開発は、今ある建物などを一度壊し、高層の再開発ビルを建て、地権者はビル内の床を取得し、
建物が高層になったことで新たにできた床を、参入を希望する業者などに売却し、再開発の事業費にあてるという仕組みです。

つまりは、

複数の建物が混在している地域(白く網かけしている地域)をいったん更地にし、ひとまとめに開発しなおし、


こうした高層のビルをたて、地権者はもっていた権利分の床をもらい、ビルが高層になったことで余分にできた床を、ビルに入居希望がある業者(商業施設・ホテル・マンションなど)や自治体に売却し、ビル建設費などの事業費を捻出するというものです。

しかし、近年は景気の低迷もあり、なかなかビルへの入り手が見つからず、再開発がゆきづまるケースも少なくありません。また、古くから賃料を払って商売などをされていた方などは、再開発ビルのテナント料が高いため商売を続けられず、移転せざるを得ないケースも多くあります。結局は、高層ビルを利用できるケースは限られ、ホテルやマンション業者などが入らなければ再開発が進まないケースが多い状況です。

また、もう一つの特徴は、再開発ビルに自治体の施設が入る場合(例えば図書館など)、民間が買う床の値段よりも自治体が買う値段が高くなるということです。例えば、熊本駅前に再開発ビルがありますが、マンションなどを手掛けた民間業者は1㎡あたり18万円で買ったことに対して、市(図書館部分)は1㎡あたり32万円1.8倍の値段を支払っています。
ですので、自治体が参入をしてくれれば、高い床を自治体に買い、その一方で、マンションなどを手掛ける
民間業者は安く床を取得できるということになります。極端な場合は、自治体が参入しないと再開発自体が進まないというケースもあるほどです。


さて、前おきが長くなりましたが、今回のエントリーは、熊本市中心市街地での再開発についてです。ご覧ください。


先月末、幸山市長は、産文会館を含む花畑町再開発計画を断念することを明らかにしました。

花畑町再開発というのは、5年ほど前に立ち上げた構想で、市が保有する産文会館などのビルを解体し、そこに高層ビルを建て、地権者(産文会館を持っている市や近隣の敷地を保有している民間企業)が持ち分の床を取得し、それ以外のフロア(床)を売り、事業を進めていくというものでした。

これまでの市の言い分は、新たにできたフロアに博多座のような大型劇場をつくるということや、商業施設などが集まったビルができれば、市街地の賑わいに貢献するというものでした。

私たち日本共産党は、「フロアの買い手も確保できず、再開発計画が行き詰まることは明らか」との立場で、計画に反対し、見直しを求めてきました

案の定、床の買い手である事業参入者が見つからず、花畑再開発計画は破たん。

本来ならば、計画前の状況に戻し、再開発計画を理由に閉館となった産文会館を再開させることが筋です。

しかし、幸山市長は、「熊本市がより主体性を発揮して(中略)新たな方向に基づき、整備を加速させたい」と述べ、

① 産文会館を解体し、花畑地区一帯を多目的広場(公園)へ。
② 
産文にあったホール機能は、民間企業が進める桜町(交通センターや県民百貨店がある地区)再開発計画に移す。
③ 産文にあったホールの床とともに
3000人規模の国際会議場建設のため、桜町再開発ビルの床を買い取る。
④ 交通センターが使えない間は、産文の跡地をバスのターミナルに。

という方向を示しました。

そして示されたイメージ図がコチラ。

右下が辛島公園。その上の広場が、産文会館などを解体して整備する公園です。
その左側のビルが並んでいる地域が桜町です。

これまで花畑再開発に4億円近い税金をつぎ込みながら、計画がダメになったら解体して公園にするという幸山市長。

こんな無責任な言い分は通用しません。


公園の計画については下図のとおり。①が産文、②③が民間ビル、④が民間駐車場

①~④までの敷地を公園にするという計画です。ちなみに、③と④は花畑再開発事業を推進してきた民間企業が保有しています。

公園にするために②と③の敷地を買い取り、④は民間企業が売りたくないからそのままということ。

あまりにもちぐはぐ…。

そもそも、産文会館の耐用年数はまだ十分ありますし、壊す必要はありません

また、公園にするとしても、②③を買い取るために多額の税金が必要となりますし、買い取ったとしても④の民間駐車場を残したままの公園はありえません。


一方、道を挟んだ交通センター側の桜町地区では、民間が進める再開発計画があり、熊本市もこの事業に参入。市は民間が建てたビルに3000人規模の国際会議場、2000㎡のイベントホールなどをつくるために、多額の税金を支出し床を買い取る計画です。

こちらが、県民百貨店や交通センターを解体した後にできる再開発のイメージ図。


桜町再開発計画総事業費500億円

大会議場と書いているビルに、市が予定している国際会議場やイベントホールが入る予定で、この床を民間業者から買うということになります。

かなりの負担が予想されますが、市の負担がいくらなのか明確な説明はありません。
おそらく100億円はゆうに超えると予想されます

また、3000人規模の国際会議場についても、どれほど利用されるかもわかりませんし、維持費も年間5億円程度かかることが予想されます。

市民会館や近隣のホテルを利用すれば2000人規模の会議には対応できるなか、大規模な国際会議場がほんとうに必要なのでしょうか?


マンション・ホテル・国際会議場など、大型のハコモノが中心となっている今回の再開発計画。

こんな大規模な再開発計画が、はたして市街地の賑わいにつながるのか?

来年3月議会には、産文会館の解体予算を提案するという幸山市長

市民への十分な説明もなく、住民合意もないまま大規模な再開発計画に突き進むことは許されません。

再開発に突き進む姿勢を冷静に見つめ直し、一度立ち止まる勇気と決断が今の熊本市に求められます。

私たち共産党は、産文会館の再開・利活用を求めるとともに、3000人規模の国際会議場などのハコモノ建設の中止を求めて、がんばりたいと思います。


わかりにくい部分へのご質問やご意見などありましたら何でもお寄せください。


車がはまって、さぁ大変…

2012年12月19日 | つれづれ日記

先日、熊本市のとある郊外での出来事。

対向車をよけようと車を寄せたところ、ムニュという嫌な感触。

ぬかるみにはまってしまいました。

アクセルを踏むも「キュル、キュルル…」というタイヤが回る音だけが空しく響きます。

新聞や布などをタイヤに噛ませ、なんとか脱出を試みるも、タイヤは埋まっていく一方。



もう手に負えません。

自力での脱出を断念し、JAFを呼ぶことを決断します。しかし、私はJAFの非会員、連絡先もわかりません。

そこで、iphoneのsiri機能を使って調べることに。

このsiri機能、スマホに話しかければ、かなりの理解度でその答えを示してくれます。

例えば「熊本市の天気を教えて」と問いかければ、

すばやく、表示してくれます。大変ありがたい機能です。


さて、泥で汚れた手を拭いて、さっそくスマホに話しかけます。

「近くにあるJAFの場所を教えて…」

そして数秒もたたず、返事が返ってきます。

私「!?…」



どうやら鹿児島の海沿いにいるようです。


寒さで滑舌が悪く正確に伝わらなかったようです。


しかし、落ち込んでいた心が少し励まされました。


その後、JAFとは連絡がつき、無事脱出。

救出時の画像をとる余裕はありませんで、参考画像。お世話になりました。


ちなみに、父は大分にいます。


総選挙、そしてこれから。

2012年12月17日 | 県の政治や国の政治

総選挙が終わりました。

日本共産党は、9議席から8議席へと1議席後退という残念な結果となりました。

議席を減らしたことについては残念でなりませんし、期待をお寄せいただいた方々に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

多数の政党が乱立する選挙戦。

メディアによる「自民か民主か第三極か?」との意図的な報道が連日のようになされるなかで、党員や後援会員の方々を始め、多くのご支援によりこれだけの議席が確保できたことは次につながるものだと思っています。感謝の思いでいっぱいです。

でも、やっぱり悔しい。

選挙により、自民・公明両党が320議席(全体の2/3)を超える議席を獲得しました。
「自民党の大躍進」という結果があるものの、実は3年前の総選挙より両党の獲得した票は、自民党で219万票減少、公明党で94万票減少しています。

自民党自身が選挙戦で「自民党に風なんか吹いていない」(石破茂幹事長)と自ら認めていた通りだと思います。

にもかかわらず、ここまで占有議席が増えたのはなぜか?

原因は、選挙区内で1位しか当選できない小選挙区制度にあります。


4割の得票で、8割の議席を占有することができる今の選挙制度は、民意を議席に反映するという点からいっても問題だらけ。



今後は、選挙制度の在り方も問われてくるのではないでしょうか?

こうしたことからも、議席の増減に一喜一憂するのではなく、自民党政権において企てられている増税問題、原発再稼働問題、改憲問題などに、国民と力を合わせ立ち向かっていく決意です。


さっそく安倍さん、オバマ米大統領と電話会談する一方、都内のホテルで日本経団連の代表と懇談を行っています。

アメリカとの集団的自衛権(←近日詳しくブログで紹介します)を視野に入れ「日米同盟強化」、TPPについても「自由貿易を推進する立場」など述べる一方で、17日の記者会見で安倍総裁「まず最初に行うことは憲法96条の改正だ」と述べ、憲法改正の国会発議に必要な数を、衆参両院の2/3から1/2に緩和することに取り組む考えを示しました。

自民党の公約である「国防軍」創設にむけた危険な動きが始まっています。

日本は、憲法9条で1項で「戦争放棄」をうたい、2項で「戦力の不保持」「交戦権の否認」を明記しています。だからこそ、戦後、武力によって一人の外国人の命も奪わなかったし、国民の命が奪われることがありませんでした。

この憲法9条に大きな穴をあけることが安倍総裁の狙いです。

衆議院選挙は終わりましたが、こうしたたたかいは今もなお続いています。

「憲法守ってほしい!」選挙戦で寄せられたこうした声にこたえるためにも、引き続きがんばります。

1区の候補者だったやまべさんも選挙戦で訴えた公約を実現するため、新たな一歩を踏み出しています。

今朝は市議団3名、事務局のメンバーと一緒に市役所前で宣伝。

立ち止まるわけにはいきません。くらしと憲法を守るために「一歩一歩」歩みを進めていきたいと思います。


朝宣伝後、山部さんと~市役所前


いよいよ総選挙!

2012年12月03日 | 知ってほしい共産党

明日、いよいよ総選挙が始まります。

共産党が発表した改革ビジョンの表紙には、「60年続いた『自民党型政治』のゆがみを断ち切り、『国民が主人公』の新しい日本を」との言葉があります。

自民党型政治というのは、一言でいえば「大企業・財界のもうけ・利潤を優先する政治」「アメリカにものが言えない政治」に尽きると思いますが、この二つの政治悪を乗り越えることが日本の未来にとっても、私たちの暮らしにとっても決定的に重要になります。

大企業への減税を続ける一方で、国民に消費税増税を強いる政治。
アメリカの要望のままアメリカ型社会を日本に持ち込むTPPの問題。
電力業界から献金を受け取り、再稼働を狙う原発問題。

いずれも、自民、民主もそして第三極の呼び名も高い維新の会も同じ枠組みです。




選挙が近くなるたびに次々に政党が生まれていますが、こうした視点で政党を見てほしい。

私たち日本共産党は、企業・団体献金を1円も受け取っていません。また、税金を分け取りする政党助成金も受け取っていません。

だからこそ大企業の側からではなく、国民の視点で政治を進めていくことができます。


こちらは、総選挙の政策など特集ページ ↓ ↓


総選挙に向けた政策が掲載されています。

ダイジェスト版のパンフレットもあります。


明日から選挙が始まります。そして、市議会の12月議会も明日から。

「体が二つほしい!!」と心底思いますが、選挙は一人でたたかうものではありません。

党員、読者、後援会員、支持者あらゆる方々と手を携えて、全力で頑張りぬきたいと思います。