そろそろ秋の準備をと、押入れの中をガサゴソとしていると
高校時代の野球のユニフォームがでてきました。
小中高と続けてきた野球。
高校時代は勉学のかたわら、甲子園を目指し
自分の青春を精一杯野球に注ぎ込む毎日。
持っていたハンカチはうすい緑でした…
ユニフォームを手に、高校時代の夏がよみがえります。
一生懸命一塁に駆け込むも「アウト」の声。
夏の大会、最後のバッターとなってしまった私には、
悔しさと同時に野球ができなくなる
寂しさのようなものがこみ上げてきたものです。
おおいに盛り上がった今年の甲子園。
ひたむきに白球を追う選手達に、何度も胸が熱くなりました。
2日で24イニング5時間半の決勝戦。
素晴らしい激闘を見せてくれた選手にありがとうと言いたい。
ただ一方で、3連投、4連投と炎天下のなか
体を酷使する投手起用には疑問を感じずにはいられませんでした。
プロになる・ならないに関わらず、
「将来にわたって野球を続けられること」
「選手の健全な成長を保障すること」
こうした視点からの投手起用のありかたが
問われた決勝戦だったと思います。