熊本市議会議員なすまどか~まどかレポート

熊本市政、国政(平和、雇用など)、趣味のスポーツ、料理などなど・・・
熊本市議会議員 那須円(なす まどか)の活動日記

「AB」対「C」~志位委員長が暴いた戦争立法の正体

2015年05月31日 | 知ってほしい共産党

安保法制の審議が国会で始まっています。

5月27日、28日に行われた日本共産党の志位委員長の質問は、この法律が日本をどのような国に変質させていくのか、浮き彫りにするものでした。

この法律の危険性を憂う方はもちろんですが、この法案を「抑止力のために必要だ」と思われている方にもぜひご覧いただきたいと思っています。


戦争法案 志位委員長の質問(5/27)


戦争法案 志位委員長の質問(5/28)


この法案を必要と思われている方の理由は様々だと思いますが、政府の言い分は「日米同盟を強固にし抑止力を高め、日本の平和と安全を守る」というものです。


つまりは、

自衛隊の活動範囲や活動内容を拡大し、かつ集団的自衛権の行使を可能にする
↓ ↓
アメリカとの日米同盟をより強固にできるので抑止力が高まる
↓ ↓
日本の安全や平和を守ることができる

ということだと思います。


では、日本が集団的に自衛をすることになるアメリカは、これまで一体どのような武力行使をし、武力攻撃を受けてきたのか?


志位委員長の質問は、戦後、アメリカの起こしてきた戦争の本質を暴き、それに追随してきた、または現在も追随している日本政府の姿勢を明らかにしました。

無法な先制攻撃、罪のない国民の命を奪ってきたアメリカの戦争について、認識を示すことができない安倍首相。

もし、ベトナム戦争やイラク戦争のような無法な戦争に集団的自衛権の名のもとで、日本が協力をするとしたら、抑止力を高めるどころか、国際的な信頼を失い、日本を攻撃する口実を相手国に与えるものとなるのは明瞭です。


法案の危険性を浮き彫りにした国会質問。ボリュームはありますが、ぜひご覧ください。


戦争立法NO!の声をあげる時

2015年05月16日 | 県の政治や国の政治

安倍自公政権が、国会に上程した戦争立法。



連日、街頭からの宣伝に取り組んでいます。

国会でのやり取りの中で、これまで絶対に認められてこなかった自衛隊の戦闘地域での活動を容認し、武器による応戦を認めた安倍首相。

安倍首相が、どんなに「戦争立法」ではないと否定したとしても、米軍への支援を行う中で、攻撃を受ける可能性は否定できず、それに応戦すれば、その場所が実弾が飛び交う戦場になることは誰も否定できません。

また、日本が直接攻められていないケースにおいても、アメリカの先制攻撃の戦争行為に集団的自衛権を発動することを安倍首相は否定しなかった。

どんなに勇ましく、平和のために力を尽くすと力説しようとも、実際の現場に、安倍首相はじめ、法案を閣議決定した閣僚の方々は、足を踏み入れないでしょう。

戦場へと送られるのは、国を守りたい、国民の命を守りたいと志し、自衛隊に入隊した方々。


戦争だけはいかん


保守も革新も、自民支持者も民主支持者も共産党支持者も、この問題に関しては関係ありません。

その垣根を超え、戦争立法NO!の一致点で、連帯の輪を広げていきたいと強く思っています。