熊本市議会議員なすまどか~まどかレポート

熊本市政、国政(平和、雇用など)、趣味のスポーツ、料理などなど・・・
熊本市議会議員 那須円(なす まどか)の活動日記

奈良市への出張

2011年07月25日 | つれづれ日記

今日も引き続き奈良市へ出張中です。

私自身、保健福祉委員会に所属をしていますので、
貧困や生活苦から住民の暮らしをどう守るのか全国の
先進例など学ぶために「自治体学校」という学習会に参加しています。

福祉だけではなく、東日本震災の被災地の方々も参加されており、
復興に向けた取り組みや課題なども学ぶことができ、有意義な毎日です。

ところで、奈良といえばシカ。
学習会の会場までの道のりでも見つけました。

普通にいます。角がかっちょいいです。


観光客への対応に疲れたのか、少し眠たげでした。


シカ…すみません。でも奈良市内で撮りました。

ホテルから会場まで歩いて行くのですが、
興福寺というところを通っていく途中の風景です。

興福寺の五重塔です。


歴史を感じます。


そして何よりも驚いたのが…

裁判所の敷地内にもシカがおらす…。

奈良の鹿は人間よりも自由に生きているような気がしました。


明日までの自治体学校。
しっかり学んで、議会での一般質問にもいかしていきたいと思います。


涙が止まりませんでした~ソニーの被災地解雇許すな 山下議員

2011年07月24日 | 知ってほしい共産党

出張で奈良に来ています。
セント君とは会うことができていません。まぁ大したことではないのですが…。


今日の赤旗日刊で紹介された山下議員の質問の動画です。

質問時間6分間。

被災地でがんばっているソニー仙台の労働者切り捨ては
許されないと総理に迫った共産党の山下議員。

聞いていて涙が止まりませんでした。
 
 

雇用形態は非正規かもしれない。けれども、誇りをもって働く
彼らのプロとしての姿を
この質問を通じて改めて知ることができました。

 

世界に名だたる大企業ソニーに社会的な責任を果たさせよ!

筋の通った質問に、議場からは激励のヤジが飛びました。

若い労働者の誇りと悔しさを体に詰め込んでの質問に拍手です。

ソニー仙台のみなさん。私も力いっぱい応援します。

最後に思うのですが、
こういう質問こそマスコミは報じてほしいと思いますね。


樹木医さんと木の診察

2011年07月13日 | 熊本市政のおはなし

先週の「しんぶん赤旗」に、先日行った公園の木の診察の記事が掲載されました。




住民の方から「公園の桜の根がむきだしになっており見てほしい」との相談を受けて、
公園課に相談したところ樹木医さんに来てもらうことになりました。

専門家に診てもらい桜の木も安心したことでしょう。

新聞の見出し「痛いところはありますか」は、
赤旗記者の角さんの優しい思いがこもった素敵な見出しだなぁと思いました。

角さん、素敵な記事をありがとうございました。


迅速な対応をしてくれた公園課の方々、また詳しく病状など説明をしてくれた
樹木医の今村さん。ありがとうございました


九電のやらせメール

2011年07月12日 | 知ってほしい共産党

玄海原発説明会で九電がやらせメール


先日、国会で日本共産党の笠井あきら衆議院議員がとりあげた
九州電力のやらせメール。

そもそも根拠のない安全神話をふりまいてきた電力会社に信頼もなにもないのですが、
ここまで落ちぶれ無責任なものもいかがなものかと思いました。

しかも、今月4日には鹿児島県議会での、「やらせメールがあったの
ではないか」との質問に、九電は全面否定の答弁を行っています

住民の代表である議会でも平気で嘘をつけるところに
この会社が住民をどう見ているのかが垣間見えたような気がします。

今回のやらせメールは、世論誘導をやらなければ信頼を
勝ち取れないということを九電自身が認めたことになりますし、
また、原発が安全であることの証明に対し、
九州電力が白旗を上げたことに等しいと思います。

ともあれ、国は九電任せにせずに徹底した真相究明を行うこと、
さらには、同様の世論誘導が全国的にも行われていないか徹底した
調査が必要だと思います。

ところで地元紙「熊日」では、7月7日付け1面で報道されたのですが、
国会質問で、だれが質問をしたのか、どの党が質問したのかさえ
掲載されませんでした。

メディアは、どの政党に有利か不利かということではなく、
真実を真実として知らせる責任があります。
そういう点では、やらせメールを告発した国会質問の質問者すら
知らせようとしなかった熊日にはがっかりでした。

なお、しんぶん赤旗ではこのスクープを7月2日付けで報道しました。

企業献金を受け取らない政党が発行する新聞。

電力会社などの大企業の側から記事ではなく、国民の側からの記事をぜひみなさんにも
読んでいただきたいなぁと思います。

見本紙を見たいという方がいらっしゃいましたら
↓↓↓こちらをクリックください。


またご購読の申しこみはコチラへどうぞ。


政府交渉~東京へ行ってきました

2011年07月11日 | 県の政治や国の政治

先週末は東京へ出張。
毎年のことなんですが、「政府交渉」に行ってきました。

「政府交渉」というのは、厚生労働省とか文部科学省などの省庁に対して
来年度の予算にこういう予算を盛り込んでほしいということや
熊本でこんな問題があるので改善するべし!など要望を届ける要請のこと
です。

来年のことをなぜ今頃?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
実は5月ごろには省庁ごとに、「
これはいらん!」「これは重点にしよう」など
来年度予算のプランニングが始まります。
6月には局ごとの予算原案が決められ、7月には省庁ごとの予算原案が決まります。

ですので本当は7月に政府交渉を行うのは少し遅いぐらいなのです。

しかし今年は震災などもありこの時期になりました。

ちょうど九州電力のやらせメールが明らかになった直後でしたので、
経済産業省に対して、真相究明と九州電力への厳しい指導と対応を求めてきました。

同時に、九州内の原発の問題、就学援助制度、少人数学級、生活保護、国民健康保険、
子育て・保育新システム、水俣病、諫早干拓の開門調査のことなど、
熊本にかかわる課題について改善を求めてきました。


厚生労働省との交渉の際の1シーンです。手前は若い官僚の方々。



衆議院議員の赤嶺政賢さんも駆けつけてくれました。

二日間にわたる交渉。

少々疲れましたが、実り多い政府交渉となりました。

詳細は、共産党が発行しています市議会だよりなどでお知らせをします。


補正予算への反対討論

2011年07月05日 | 熊本市政のおはなし

7月1日に定例市議会が閉会しました。

議会最終日に私は補正予算について反対討論を行いました。

↑今回、写真をとっていませんで去年のやつです…。

6月議会にもいろいろな事業への補正予算が提案され、
東日本災害への支援費やガン検診費用など大いに評価できるものもあります。

ただ、補正予算についてはこれは賛成で、これは反対というような採決の方法ではなく、
提案された補正予算まるごとに×
というふうに態度を決めなければなりません。

いい予算もあれば、認められない予算もあるなぁというのが現実です。

だから、補正予算に対して反対するにしても、どの部分にどういう理由で
賛成できないのかはっきりさせる必要があります。

そういうわけで今回は、西部環境工場代替施設についての指摘を紹介します。

今議会には西部環境工場の老朽化に伴い新しくつくられるゴミ焼却施設について、
建設費20年間にわたって
民間企業へ運営を委託するための経費
248億円
が提案されました。

私たちはこの予算について、民間企業に運営を委託する方法ではなく、
市が責任を持って運営するべきではないか
ということで見直しを求めました。


要約すると次のようなことです。

1.低エネルギー社会への転換点…こうした変化への対応は
 市による運営でこそ可能
東日本大震災や原発事故をうけ、いかにエネルギーを使わず、
環境へ配慮していくのかということが注目されているなか、
低エネルギー社会への転換に対応できるのは市による運営であること。

2.ゴミの減量は利潤追求を目的としていない公でこそ可能
民間企業が利潤を得ながら焼却工場を運営するためには、
燃やすゴミを一定度確保しながらの運営とならざるを得ない。
焼却ゴミゼロを目指す自治体も増えているなか、
ゴミゼロを目指すならば、焼却施設は利潤追求とは切り離して運営できる
公(市)による運営こそが大切である。

ということで、民営による焼却場の運営費には反対し、
公設公営(市による運営)で行うべきとの意見を述べたところです。


以下は、原稿をそのまま貼っつけました。時間のある方はどうぞ。

 賛同できない点でありますが、1点目は、西部環境工場代替施設の
整備運営のための債務負担行為248億円であります。予算決算委員会においても
指摘しましたので、理由は簡潔に述べたいと思いますが、公設民営のDBO方式
のメリットということで、事業全体の財政負担が最も小さいことや入札において
高い競争性が働くことなど市長より示されました。
 しかし一方で、市長の諮問機関でもあります「西部環境工場代替施設にかかる
焼却炉及び事業方式検討委員会」が取りまとめた報告書においては、一般廃棄物の
最終的な処理責任は市にあるとして、モニタリングなど行政による事業監視の徹底、
さらには透明性の確保を含めた情報発信の必要性などが改めて明記されており、
民間委託への課題が指摘をされているところです。
 同時に私たちがDBO方式ではなく、公設公営としての事業方式を求める一番の理由は、
3.11の東日本大震災や原発事故を受けて、今後のエネルギー政策の見直し、さらには、
大量消費、大量廃棄の生活スタイルや経済の在りなど大きな転換点を迎えようとしている
なかで、こうした大きな変化に柔軟かつ的確に対応できる事業方式が公による運営だとい
うことであります。この点は、先に紹介しました検討委員会での評価項目のなかに
「制度変更(各種ごみ処理施策を含む)への対応」というものがありますが、
5点満点中、DBO方式の評価点が平均2.8であったことに対して、公設公営の事業方式は
4.5と評価が高く、大きな差が生まれる結果となっています。
 世界の焼却炉の7割が日本に存在するとの報告もあるなど日本の廃棄物処理の在り方も
今後大きく問われてくるでしょうし、災害や原発事故の教訓からいかにエネルギーを使わず、
環境へ配慮していくのかとの視点で、分別やリサイクル・再資源化の取り組みやごみ減量の
機運の高まりが今後さらに発展していくことはあきらかです。水俣市をはじめ、焼却ごみを
ゼロにしようと宣言をする自治体が増えている中、まさしくこうした低エネルギー社会への
転換に対し、もっとも的確に対応できる事業方式が、利潤追求の企業と立場を異にし、
福祉の向上を目的とする公による運営であります。
 一定量の焼却量がなければそこに利潤が発生しないもとで、利潤追求が第一命題とならざる
をえない民間企業との20年の長きにわたる契約をいまDBO方式で結ぶことは、
こうした点からも容認できません。


娘の選んだ漫画

2011年07月03日 | 我が家

6月議会も閉会しまして、選挙後もなかなか家族そろって出かける機会もなく、
今日は久しぶりに家族そろってお出かけをしました。

昼ご飯は、私が以前から気になっていた某カレー屋さんに。

床の柔らかい座敷もあり子ども連れでも安心です。


ご飯が届くまで、漫画の棚の前で「キャッキャ!」はしゃいでいる娘。

やがて、手に取った漫画をこちらに持ってきました。


なかなかシブいセンスの娘です(笑)


亀の手

2011年07月02日 | つれづれ日記



びっくりした方、すみません。。

これ、何かわかりますか?

先日、近所の居酒屋さんにいったときに突然出てきました。

そう、「かめの手」です。僕らが知っている亀とは関係ありません。

『ウィキペディア(Wikipedia)』の説明はこちら

まぁ一般的に言う貝のなかまです。

爪みたいな方を下にして、皮をむくと、プリッとした身が出てきます。


かぷっと食べた後です。

焼酎が進みます。

子どもの頃は、海に行った時、よく岩場で足を怪我したりして、
邪魔だった「カメの手」。

でも、しっかり岩にしがみついてたくましかったことを覚えています。

居酒屋で再会するとは思いませんでした。

素敵なおつまみを出してくれるTさんが大好きです。おいしかったです、ありがとう。


討論原稿に苦戦中…

2011年07月01日 | 熊本市政のおはなし

市議会最終日の討論の原稿書きが終わりません。

ならばブログなど書いている場合じゃないぞ!と思われた方。

返す言葉もありません。

日付も替わりあたりは暗くなっています。

向こうに見えるのは益田議員の書類とか本の山です。
資料を山のように積み上げていますが、必要な資料はパッとすぐに取り出します。
すごいです。

こんなことを書いている時間があるならば、原稿書きに戻れと思われた方。

まさしく正論です。


でもいい気分転換になりました。さぁ原稿の仕上げに集中します。

なお議会最終日の様子は、インターネット中継でも生中継されますので
どうぞご覧ください。午前10時からです。