熊本市議会議員なすまどか~まどかレポート

熊本市政、国政(平和、雇用など)、趣味のスポーツ、料理などなど・・・
熊本市議会議員 那須円(なす まどか)の活動日記

区割り審議は住民意見を聞きながら慎重に!

2010年01月06日 | 熊本市政のおはなし

政令市移行にともなう区割りと区役所の位置について、
市民の方から様々なご意見が寄せられています。

昨年末に市(事務局)から示された「5区案」「6区案」は
以下の通り(クリックすれば大きく表示されます)です。

1月5日に開かれた審議会では、意見がまとまらず、
両案併記での市民説明会が行われることになりました。

 

 
ちなみに、が区役所候補地です。


私たち日本共産党も、12月28日に区画等審議会会長に対して、
1月4日に幸山市長に対して、拙速に結論を出さずに
住民の意見を十分に聞いたうえで慎重に審議をしてほしい
との内容で申し入れを行いました。

また、植木と富合・城南に区役所を置くことを前提として
議論を出発させるのではなく、どういう区割りをして、
どこに区役所を置くことが最も適切なのかとの視点で審議すること。

6区案では、出張所機能が現市民センターに比べ低下することが
示されており、5区案への誘導とも受け取られかねない。
総合支所のサービスの低下も住民の納得を得られるものではなく、
出張所の在り方は、時間をかけて議論すること。

なども合わせて、申し入れを行いました。


私自身も、政令市特別委員会において、
「住民の意見を聞かないまま案を絞り込むのではなく、
きめ細かな住民説明会を開催し、その意見に基づき
区割りの審議を進めるべきである」
との意見を述べ、
他会派からも同様の意見が出されました。


5日の区画等審議会では、委員それぞれの意見が出されましたが、

「選挙などで一票が生かされるという観点からも、
少数の意見が反映されるためには区が少ないほうが
いいのでは…」
との意見がだされたほか

「(5区と6区を比べれば)財政負担の少ない案の方がよい。」
といった意見もだされました。

さらに、5区案か6区案か絞ることをさけた委員が9名いたことから、

より財政負担が少なく出張所機能のさらなる充実も見込むことができる
より区数が少ない案(3区案・4区案)
も、参考案として示し、
市民の意見を聞くべきではないかと思いました。



区画等審議会では、今後の市民説明会の日程が示されました。

日程は以下の通りです。

1月26日(火) 市役所本庁14F大ホール
  27日(水) 秋津市民センター、大江市民センター、南部市民センター
  28日(木) 龍田市民センター、東部市民センター、花園市民センター
  29日(金) 城南町役場
  30日(土) 天明総合支所、河内総合支所、西部市民センター
2月 1日(月) 植木町役場、北部総合支所
   2日(火) 飽田総合支所、富合総合支所、幸田市民センター
   3日(水) 清水市民センター、託麻市民センター
   4日(木) 市役所本庁14F大ホール
※ 時間はいずれも、19:00~20:30



日程を見て思ったことは、説明箇所が少ないということ。

校区単位でよりきめ細やかに説明会を開くべきだと
率直に思います。

時間も寒い夜の時間帯ばかりではなく、1日に2回昼と夜に開くなど
工夫が必要ではないでしょうか。

広く市民の声を聞くという姿勢が欠けているのではと思いました。


ともあれ、みなさんの意見を、ぜひ説明会やパブリックコメントで
お寄せいただければと思います。


要求実らせる年に

2010年01月04日 | つれづれ日記

昨年1年を象徴する漢字に「新」が選ばれました。

国民の投票で自公政権を退場に追い込み、誕生した「新」政権。
猛威をふるう「新」型インフルエンザ。
裁判員制度などの「新」制度のスタート。
そして、私自身も結婚し「新」しい家庭を築きました。

いろいろな「新」がありますが、とりわけ政治の「新」は、
国民の運動によって、国民自身の手で勝ち取ったものだと
確信しています。

「無法なリストラは許せない」と青年をはじめ
多くの労働者がたたかいに立ちあがり、
使い捨て労働を許してきた労働者派遣法を変えざ
るを
得ないところまで追い込みました。

後期高齢者医療制度への怒りの行動は、
制度の廃止を新政権に約束させました。


私たちは「微力」でありますが、決して「無力」ではありません。
あたたかい連帯と力強い団結を築きながら、
今年は、さらに運動をすすめ、要求を実らせる一年にしていきたいと思います。

 
 市議団3名 + 仁比聡平参議院議員