熊本市議会議員なすまどか~まどかレポート

熊本市政、国政(平和、雇用など)、趣味のスポーツ、料理などなど・・・
熊本市議会議員 那須円(なす まどか)の活動日記

特定健診の負担をなくし受診率の向上を!

2009年09月30日 | 熊本市政のおはなし
9月24日より、「2008年度決算特別委員会」が始まりました。

決算特別委員会は、昨年度の予算執行が適切に行われたかを審議し、
解決すべき課題や教訓を明らかにして、来年度の予算編成に反映させ
ていくうえで重要な委員会です。

先日の健康福祉局関連の決算委員会では、
基本健診にかわって実施されている特定健診の受診率向上について要望。

下表でも明らかな通り、受診率上位の都市においては、
自己負担を無料にし、受診しやすい環境づくりを行政がすすめています。

  政令市・中核市(40万以上)で受診率が高い都市
 

  政令市・中核市(40万以上)で受診率が低い都市
 

受診料を無料にするために必要な予算は
約1200万円
(20年度実績)です。


健康診断により早期発見早期治療をすすめることは、
市民の健康保持と同時に重症化を防ぎ医療費の抑制にもつながります。

合併で数百億の投資計画が進められようとしているときに、
市民の健康のための数千万円が確保できないはずはありません。

決算委員会では、健診を受けるためのハードルを少しでも引き下げて、
受診率向上をはかるべきということを指摘しました。

江津湖へぶらり

2009年09月26日 | うちの猫

今日は、草むらでゴロリとなりたくて近所の江津湖へ。

生活の9割9分を家ですごす我が家のネコが
「連れて行ってくれ」と言っているような感じがして一緒に行くことに…。

 
やる気は満々という感じで、「にゃー!みゃー!」と鳴いています。



そして、江津湖でごろりと草むらに。ネコの目線でカメラをパシャリ!

 

私自身はとても気持ちよくリラクッスできたのですが、

テトは木陰で影がゆれるだけでビクッ!と怖がっている。

犬が近くを通るたびにビクビク。子どもの声でビクビク。
トンボが近付くとビクビク。ハトが来ようものなら泣きそうに。


やがて帰宅…。
 
「・・・」

名前を呼んでも目線をあわせようとしないテトであった。


新型インフルエンザ流行の前に国保証の発行を!

2009年09月25日 | 熊本市政のおはなし

先日の一般質問で私が取り上げた問題の一つに

新型インフルエンザへの対策があります。


私以外の議員の方もこの問題について質問をされました。

病院の受け入れ体制、ワクチンの問題、予防対策など
新型インフルエンザへの備えも進んでいるようです。

ただ気になることが一つ。


病院などの受け入れ体制が整備をされる一方で、

国民健康保険証をもっていない方が
市内に4000世帯も放置されていることです。

保険証の期限が切れている方の多くは
保険料を何らかの理由で払えない方です。

無保険状態で、病院の医療費10割を負担することができず
病気になっても受診を我慢したりして重症化するケースも発生しています。


県下で最も高い保険料を市民に課している熊本市。

保険料を払いたくても払えないという方が多くいるなか、
無保険状態の市民を新型インフルエンザの脅威からどう守るのか?
このことが行政に問われていると思います。


「いますぐ4000世帯の方に保険証を郵送せよ
という私の質問はこうした状況を受けてのものでした。


実際に、天草市では、無保険状態の市民を新型インフルから守る施策として
来年1月まで有効の短期保険証を発行し、無保険状態を解消しています。

質問に対する市の回答は
「無保険状態の方に対して電話や訪問などではらたきかけます」とのこと。

これでは無保険の方の不安を解消することにはつながりません。


保険料が払えずに保険証の期限が切れている方
もしくは知り合いがそういう状況であるという方が
いらっしゃいましたら、ご連絡いただければと思います。


日本共産党熊本市議団 控え室 ⇒ 096-328-2656
私のメール ⇒ 左のブックマークから送れます。


南阿蘇へツーリング

2009年09月23日 | 僕の大好きなこと

9月定例議会も終わり、今度は24日からの決算委員会に
向け準備を進めています。

とはいえ、気分転換も適度にしながらじゃないと体がもたない。

連休中は、南阿蘇へふらりとツーリングに行ってきました。

 

私の愛車は DRAG STAR CLASSIC 400

中古で買ったものですが、調子はすこぶるいいようで、
出発→益城町→南阿蘇→うろうろ→俵山トンネル→我が家と阿蘇を満喫。

風が気持ちよく、たまった疲れがいっきに吹き飛びました。

さて明日からは決算特別委員会が始まります。
「決算特別委員会とは何ぞや?」と思われた方は→過去のエントリへ


10日間ほどの長丁場になりますけど、頑張りたいと思います。


鳩山政権の発足と議会最終日

2009年09月17日 | 熊本市政のおはなし
いよいよ鳩山政権が誕生しました。

 

自公政権の退場により、歴史の節目となる今の時期において、
共産党としても「お手並み拝見」では許されない。

論戦の面でも、また地域からの住民運動の面でも、
「財界中心」「アメリカ言いなり」の政治を転換する点でも、
これまで以上にがんばらなければと思います。



さてさて、私の所属する熊本市議会は、明日18日が最終日となります。

議案に対しての、質疑・討論が行われ、
私は、補正予算についての討論を行う予定です。

大まかに言えば、「熊本市独自の経済対策をもっと強めるべき」
「水道料金の徴集業務の民間委託は止めるべき」という内容で
原稿を準備しています。

「原稿書き書き」⇒「資料を読み読み」⇒「コーヒー飲み飲み」
の無限ループを繰り返しながら、原稿はやがて完成するのである。たぶん。

住宅リフォーム助成制度の実施を要望

2009年09月16日 | 熊本市政のおはなし

「1ヶ月も発注がなく、暮らしの見通しがたたない」
こうした声が、建築・土木関係の業者をはじめ、
多くの中小業者から寄せられています。

昨年来の不況が続くなかで、中小業者の経営、暮らしは深刻な状況です。

こうした状況を受け、私は先日の一般質問において、
地元中小業者の経営を支え地域経済の活性化にもつながる
「住宅リフォーム助成制度」の実施を求めました。


住宅リフォーム助成制度とは…
地域住民が住宅のリフォームを行った際にその経費の一部を
自治体が助成することにより、住宅の改善を促進するものです。
最近は、経済対策の一環としてリフォーム助成の実施を開始
した自治体が広がっています。




業者の仕事につながると各地で評判
兵庫県明石市では、市民が住宅をリフォームする際、上限を10万円とし
施工費用の10%を市が補助する助成事業を開始し、本年予定していた
100件を大きく上回る236件の希望が寄せられました。
昨年12月に同制度をスタートした滋賀県彦根市では、今年3月末まで
200万円の予算が組まれました(09年度予算では2000万円に増額)。
10人の枠に142件の申し込みが殺到し、不況のもとで制度が待たれて
いることが示されました。

いずれも、市民や業者からよろこばれ、こうした自治体が全国に広がっています。



少ない予算で大きな効果
住宅リフォーム事業の利点は、少ない予算で多くの経済効果をえられる点です。
明石市の場合は、予算は1000万円、助成率が10%ですので、最低でも
予算の10倍・1億円の発注がうまれ、地域業者を中心に、地元に循環し、
地域経済の活性化につながると大きな期待が寄せられています。


今回の質問では、残念ながら、実施に踏み切る答弁はありませんでした。

今、地域経済を支えてきた中小業者の経営を守るために、
市がどういう責任を果たすかが問われています。

今後も業者の方とも力をあわせ、リフォーム助成の実施に向けてがんばる決意です。


後期高齢者医療制度の今後

2009年09月11日 | 県の政治や国の政治

後期高齢者医療制度についてのご意見をいただきました。

ブログに寄せていただいたご意見で、返事の中で私の考えは書いたのですが、
改めて大事だなぁと感じましたので、今日のエントリとして述べたいと思います

どういうご意見かというと…

「後期高齢者医療制度を廃止した後はどうなるのか?」
ということです。

共産党としても後期高齢者医療制度の廃止を公約に掲げていましたし、
民主党も廃止を明記していましたので、これから廃止に向けた議論が
はじまっていくかと思います。


後期高齢者医療制度が廃止となった場合、私たちは、
もとの老人保険制度に戻し、国保への負担は国が補填するべき
だと考えてます。

そして、75歳以上の医療費は無料とすべきだと考えます。


制度を導入した側は、
「長い間議論を重ねてつくった制度を廃止することは、
医療制度の後退だ」と言うかもしれません。

しかし、もともと後期高齢者医療制度そのものが
医療費抑制路線にたった、世界と比べ遅れた制度だったと思います。

だから、年齢で制度を区切るなど世界に例がない
いびつな仕組みになりました。


そもそもOECD30カ国のなかで、
医療費3割という高い負担を求めている国は日本だけです。

イギリス、イタリア、オランダなど多くの国が医療費ゼロとなっています。
 ↓↓↓のとおりです。




経済的にもこれらの国より裕福な日本が、高齢者に保険料負担や
医療サービスの制限を強いるというのは、やっぱりおかしいのではと思います。


下の表は、日本では当たり前になっているけれども、
世界中(OECD30カ国)で日本特有のいびつな制度です。



「当たり前と思っていることをまずは疑ってかかる」ことが
日本の政治を見るときに必要かと思っています。


さて、後期高齢者医療制度の廃止は緊急の課題です。

ただ、民主党も後期高齢者医療制度の枠組みをつくる
付帯決議に賛成したこともあり、野党となった自民党からも
厳しく追及されることになるかと思います。

そんなときは共産党の出番かと思いますので、
今後も国会の様子などお知らせしていきたいと思います。 


地方議会からの公約実現

2009年09月10日 | 熊本市政のおはなし

9月議会には、「後期高齢者医療制度の廃止」「子どもの医療費無料化の拡充」
「生活保護の母子加算の復活
などを求めた請願・陳情が提出されています。

また、共産党としても
「高校授業料の無償化」「労働者派遣法の改善」
「障害者自立支援法の廃止」
を求めた意見書案を提出しています。


私たちは先の総選挙で、

「民主党政権のもとで、いいものは積極的に推進、
悪いものは防波堤の役割」
という

「建設的野党」
の立場で力を尽くすことを訴えました。

地方議会からの意見書は大きな力となることから、
ぜひ共同の輪が広がればと願っています。

 

選挙で示された国民の思いは明瞭です。
「医療・福祉政策の充実で生活不安を取り除くこと」「子育てと教育への支援の強化」
「障害者・高齢者が安心して生きていける制度確立」「雇用を守り内需主導で経済を
立て直すこと」などです。

こうしたおもいを受けとめ、地方議会からできる公約実現に向けがんばります。


大胆すぎる開脚

2009年09月09日 | うちの猫

最近は夕方過ぎから暑さもやわらぎ、
ずいぶんと過ごしやすくなってきました。

それでも我が家は平屋で、熱せられた屋根の熱が、
夕方以降じわじわと部屋を温めます。

 

そんな中、ひんやりとした床が気持ちいいのか、精一杯、体を広げるテト。

「なかなかの開脚だなぁ」と感心し、

何があっても、褒めて育てようと決意を固めた09年秋の一日…。