熊本市議会議員なすまどか~まどかレポート

熊本市政、国政(平和、雇用など)、趣味のスポーツ、料理などなど・・・
熊本市議会議員 那須円(なす まどか)の活動日記

PTA研修会に参加

2019年02月10日 | つれづれ日記

先日、PTAの研修会があり、私も参加してきました。


「子育てとPTAに今、求められるもの~『子どもの権利』から考える~」と題して、東海大学教授の山下雅彦先生が「子どもの命」や「子どもの権利条約」をキーワードに、自らの実践や実体験を通じて話され、子育てやPTA活動の意義を改めて学ぶことができました。

現在、PTA活動については、保護者の労働環境の変化(共働きの増加、長時間労働)や任意加入の周知徹底などにより、「非加入世帯の増加」、または「負担の軽減」といったキーワードや課題が多くの学校から寄せられています。こうした中においても、子どもが一人の人間として尊重され、「学ぶ・成長する・守られる・様々な活動に参加する」こうした権利を親や教師が地域と連携し、どう保障していくのか?親として、また政治にかかわるものとして、大きなヒントをつかむことができた研修会となりました。


2018年 始動しました!

2018年01月02日 | つれづれ日記

 新しい年を迎え、元旦より街頭からのあいさつを、山本のぶひろ県議、上野みえこ、やまべひろし各市議とともに行いました。



昨年は、国連における核兵器禁止条例の採択に、世界の変化を感じるとともに、平和を求める世界的な連帯が大きく発展していることに希望を感じました。

20世紀初頭には植民地であった中小の国々やNGOなど市民団体が議場内で核廃絶にむけた議論を行う一方で、核兵器を保有している大国が議場外で抗議を行う―少し前までには考えられないシーンだったと思います。


また、私自身は、安保法制廃止、原発再稼働中止、共謀罪の廃止など、多くの市民のみなさんとともに声をあげ続けてきた1年間でした。
短いスパンではなかなか成果が見えにくい場合もありますが、市民と野党との共闘は、政治や社会を動かし、歴史的に見れば大きなうねりを生み出す確かな力になっています。

その連携をさらに発展させるために力を尽くすとともに、憲法が暮らしにも平和にも輝く1年となるよう頑張ります。


いよいよ総選挙!

2017年10月11日 | 知ってほしい共産党

 

10月10日、いよいよ総選挙が公示されました。

国会を取り巻く安保法制廃案の声に耳をふさぎ、怒号の中で採決が強行されたあの場面が忘れられません。

忘れてはならない安倍政治の5年間。

「市民+野党」の共闘で、安倍政権を退場に追い込む選挙にしていきたいと思います。

共産党の総選挙特設サイトも大変見やすく、争点や政策がわかりやすくなっています。ぜひご覧ください。


こちらは政策です。根拠となるデータなども充実しています。


費税の問題など、経済の焦点が3分でわかる大門ゼミ。


青年向けページ。


球友の追悼試合

2017年08月16日 | つれづれ日記

1年前の8月、高校時代に野球部で苦楽を共にした親友が亡くなりました。

バットを振らずにアウトになる「見逃し三振」を嫌い、
不器用だけどひたむきに野球に向き合う姿は、
同級生のみならず多くの後輩からも慕われていました。

そんな彼を偲び、一周忌にあたる今年のお盆に追悼試合が行われ、私も参加しました。

地区の予選大会や練習試合などを行っていた球場に、久しぶりに集まった野球部。
当時の2年生や1年生、マネージャーも駆けつけてくれました。

高校時代のユニフォーム、社会人になってからのユニフォームなど、
ユニフォームこそバラバラですが、ともに白球を追った高校時代を思い出し、
再び野球ができる喜びを感じました。

午後2時、炎天下のなか始まった試合。

肌に突き刺さるような日差しが、野球に打ち込んだ高校時代の記憶を呼び起こしてくれます。

当時は、私がセンターで、彼がライト。
アウトカウントの確認や守備位置の指示など、お互い声を掛け合った風景が、次々と頭に浮かびました。


とはいえ、体は正直です。当時とは比べものにならないほど低下した体力。曲がらない体。
息をあげながら、野球を楽しむおじさん達の姿を、彼もきっと笑いながら見てくれていたことでしょう。

「また、一緒に野球をやろう」 彼への思いが込み上げてくる追悼試合でした。


東町小学校にエレベーターが設置されました

2017年02月28日 | 熊本市政のおはなし

先日、東町小学校に設置されたエレベーターのお披露目式がありました。

設置に向け尽力されてきた校長先生、前校長先生はじめ保護者も参加する中、障がいのある児童たちが車いすでエレベーターを利用する様子を見せてくれました。



「授業に遅れずうれしい。」「階段で人とぶつかり怖い思いをしたことがあったが、これからは安心です。」「3階にある図書館にも行きやすくなりました」など、喜びの声が寄せられました。


「車いすを利用する子どもが安心して学校生活を送れるようにしてほしい。」
こうした願いが東町小学校の保護者から寄せられたのは、今から3年ほど前でした。

すぐに現場を見にいき、実態を教えていただきました。

エレベーターが設置される以前は、階段昇降機での移動に時間がかかり授業に遅れることや、1階の多目的トイレが利用できないことなど、安心した学校生活を送ることが困難な状況でした。




私も、一般質問で、学校での実態なども示しながら、エレベーター設置を要望してきました

これまで、新設、増改築時に限られていたエレベータ設置でしたが、2014年12月議会の一般質問において、大西市長から既存施設については、学校現場における必要性や構造上の問題などを調査したうえで、設置について検討する必要がある」との前向きな答弁を得ることができました。

様々な会派の議員からも設置に向けた要望が寄せられる中、今回の設置に至りました。



少しずつ設置校も増えてきていますが、卒業し、また新たに入学してくる子どもたちもいます。



現在、車いすを使用する児童生徒が在籍している25校中、エレベーター設置されている学校は3校となっています。

引き続き、エレベーターを必要とする児童・生徒が在籍するすべての学校への設置に向け、がんばります。


MICE【(仮称)熊本城ホール】の財産取得議案 経済委員会は可決

2016年12月13日 | 熊本市政のおはなし

熊本市が、298億円(床代283億円、内装や備品15億円)をかけ、整備しようとしているMICE施設。


3000人のホールを有し、大規模な国際会議や学会などを誘致できるとして、市が計画。

熊本市は、民間がすすめる桜町再開発のなかで、ホールの床(土地も含め)を買う形で整備を進めようとしています。


今議会には、その床を283億円で取得するための議案が上程されています。



震災後、この計画を知った多くの市民の方々から、「中止」もしくは「説明責任を果たしておらず凍結」してほしいという意見が多く寄せらています。

「震災からの復興には多額の費用を要し、MICEよりも生活再建にお金を使ってほしい」こうした声を多くの方から聞いてきました。

私は、以下の点を指摘し、議案に反対しました。

1.市民合意ができていないどころか、内容を知った市民からMICE整備に疑問や批判の声が上がっている段階で、整備をすべきではないこと。

地方自治の本旨は「住民自治」であり、市政は、住民の思いや意向を反映させたものでなければなりません。共産党が行った市民アンケートでも、地震からの復興に向け取り組んでほしいことの項目で、「再開発・MICE建設を急ぐ」と回答されたのは、780人のうちわずか6人、0.8%でした。
「床の取得が遅れれば、再開発計画が成立しなくなる可能性もある」と説明する熊本市。しかし、最優先すべきは、再開発の完成ではなく、市民合意を基にした市政運営です。


2.大西市長が説明している復興の後押し・地域経済の下支えになるような根拠がないこと。
大西市長はMICEの経済波及効果が170億円あることを理由に、
復興の後押しとなるとの説明を行ってきました。
しかし、国が示した波及効果の算定表を見れば、コンベンション(宿泊の場合)の経済波及効果額(1人1日あたりの額)50591円のうち、31208円が国内移動費となっています。

5割から6割が、航空会社などへの消費となり、ほんとうに地域経済に寄与できるのか疑問です。
沖縄県などは、経済波及効果から、この国内移動費は除いています。
今日の委員会では、「170億円の経済波及効果のうち、地場の企業への消費効果はどれだけあるのか?」との問いに対して、「数字を示すことは難しい」との答弁でした。

MICE整備にお金を投じるのではなく、例えば、震災で被害を受けた家屋について、その修繕を地元業者に頼めば、費用の一部を助成する制度をつくるなど、投資した効果が地元業者の仕事や雇用につながるような制度こそ必要だと考えます。

3.床の取得価格の妥当性を示す資料が議会にも示されていない。
283億円の床価格が妥当なのか?資料を請求しました。

市の取得価格のみ示され、それ以外は墨塗りです。
民間が取得する床単価もわからず、比較のしようもありません。
「民間の経営のこともあり示すことができない」との理由ですが、資料の開示を求めるも、客観的な判断材料は結局示されないままでした。

4.震災からの復興や地域経済の活性化は、人を呼び込むことで成し遂げるのではなく、市民の生活再建や経済的な安定を最優先し、市民の消費が地場の中小零細業者へ還元できるような仕組みを作ることを基本に進めるべきであること。
熊本市に多くの方が訪れてくれることを否定するわけではありません。
学会などのコンベンションは、既存の施設で中規模・小規模の学会をターゲットに誘致を進めるほか、福岡市などとも連携し、福岡での大規模な学会のアフターコンベンションなどに取り組み、観光などを柱に交流人口を増やすべきだと考えます。
地域経済の活性化を図るためには、市民生活が豊かになり、域内(市内)での消費が促進されることが大前提だと考えます。


5.既存の公共施設に対し、今後40年間で1兆240億円の建て替えや更新経費が見込まれ、施設の廃止や統廃合など2割の床面積を削減しようとする計画がある一方で、MICEを聖域とすることは、市の計画の整合性を欠くこと。
熊本市は、公共施設等総合管理計画を策定中です。
今後の維持費や建て替え費用が莫大にかかるということで、市営住宅の削減や公民館などの地域の施設の削減など、公共施設の床の面積を2割削減する方針です。
住民には身近な施設の廃止を迫り、MICEを新設するというのでは住民の納得を得ることはできません。

詳しくは、市議会だより ↑ ↑ をご覧ください。


市全体の財政のことなどは、所管委員会が総務委員会なので、経済委員会では議論できませんでしたが、財政的な影響も少なくなく、様々な住民サービスへの影響も懸念されます。ちなみに、MICE整備による税収増は年8000万円程度であると試算されています。

MICEの運営で、収支がマイナスになれば、税金からの穴埋めとなるほか、毎年3億円ほどの大規模改修積み立ても必要です。


震災で大きな被害が発生した熊本市。市内には、まだまだ屋根にブルーシートがかかっている家も多く、家の修繕に取り掛かることができていない方もいらっしゃいます。

今行政が取り組むべきことは、MICEではなく、住家や宅地などへのあまりも弱い支援制度を拡充し、生活再建に努めることです。

この問題は、最終日にも会派として取り上げる予定です。


市議会だより~NO1025  2016年12月4日号

2016年12月04日 | 熊本市政のおはなし

市議会だより 12月4日号です。

・ 12月議会に提案される補正予算
  中学校に続き、小学校へのエアコン設置
  仮設住宅への倉庫設置
  災害被災者への認可外保育所の保育料減免

・ 冬に向け被災者支援の要請を行いました

・ 市政史上最大のハコモノ、桜町再開発へのMICE整備(補助金含め)450億円
  大西市長、「283億3000万円」を再開発事業者へ払う議案を提出

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市議会だより~NO1024  2016年11月27日号

2016年11月27日 | 熊本市政のおはなし

市議会だより 11月27日号です。

・ 産業文化会館解体と花畑広場整備のムダづかいをただす住民訴訟が結審
  原告代理人 寺内大介弁護士が最終弁論

・ 12月議会  山部ひろし議員が一般質問を行います

・ 後期高齢者医療、住民の立場での制度運用を

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市議会だより~NO1023  2016年11月20日号

2016年11月20日 | 熊本市政のおはなし

市議会だより 11月20日号です。

・ 一部損壊にも10万円の義援金の配分
  修理費用100万円以上の世帯が対象

・ 市民の声も聞かずに、策定された「震災復興計画」
  
 なぜ、MICE(熊本城ホール)が「重点プロジェクト」?

・ 就学援助「入学に向けた学用品費」の支給時期が改善

↓ ↓ クリックでPDFファイル(925KB)を開けます

 


親子で山登り~久住へ

2016年11月13日 | 我が家

保育園の行事で、親子で久住山へ。



私よりも軽やかな足取りで山を登る娘。成長したなぁと感動。

一度腰を下ろしてしまうと、立ち上がれない私。劣化したなぁと反省。


山頂で食べるおにぎりは格別でした。