熊本市議会議員なすまどか~まどかレポート

熊本市政、国政(平和、雇用など)、趣味のスポーツ、料理などなど・・・
熊本市議会議員 那須円(なす まどか)の活動日記

労働者派遣法の改正を求める意見書

2009年08月31日 | 青年の雇用・就職問題

9月議会に労働者派遣法の改正を求める意見書を共産党市議団として提出しました。

昨年来の経済危機により、雇用情勢は悪化の一途をたどっている状況です。

厚生労働省の調査においても、7月21日時点で、
全国で22万9170人、熊本県内では3493人の非正規労働者が
雇い止め
となり、さらにリストラの波は正社員にも広がっています。




雇用破壊がここまで深刻化した大きな理由は、
派遣法改悪により
労働者派遣が原則自由化されたことなど
政治が労働法規の規制緩和を進めてきたことにあります。

下の表は労働の規制緩和の流れです。
この改悪に全て反対の立場をとった政党は日本共産党だけです。

  

人を安く雇い、企業側の都合で人員の増減が可能となったなかで、
大企業においては、内部留保が全体で230兆円にまでふくれあがり、
製造業大企業だけでも、この5年間に95兆円から120兆円へと25兆円も
増大させている状況です。

内部留保のわずか数%を労働者のために使うならば、
雇用を維持することは可能です。

労働者に
はリストラをおしつける一方で、株主には内部留保を
取り崩して配当金をあてる。

これでは、大企業が担うべき社会的責任を果たしているとはいえません。


雇用を守り、人間らしい労働のルールをつくる雇用政策に
大きく転換することは、経済と産業のまともな成長と日本
社会の安定のためにも、避けて通れません。

ということで、下記のような改正を求めた意見書を提出しました。

派遣労働を臨時的・一時的な業務に限定し、常用雇用の代替に
してはならないことを明記する
とともに、もっとも不安定な働かせ方と
なっている
登録型派遣を原則禁止し、専門業務にきびしく限定するなど
規制の強化をすすめること。

製造業への派遣を禁止し、派遣期間違反、偽装請負など違法行為
があった場合には派遣先企業が直接雇用していたとみなす
「みなし雇用」
の導入など、派遣労働者の雇用と権利を守るルールと明記
すること。

数ヵ月単位の雇用契約を繰り返す「細切れ雇用」をなくすために、期限の
定めのある雇用契約を合理的な理由のある場合に限定する
こと。

「同一価値労働同一賃金」の原則に基づいた均等待遇の
法制化
をすすめること。


自民大敗の歴史的な選挙

2009年08月31日 | 県の政治や国の政治
総選挙の結果が示されました。
結果は、民主圧勝で自公政権が壊滅的な打撃を受ける結果となりました。

結果については、いろいろと意見がでているようですが、
一つだけいえることは、長らく続いた自民党政治が土台部分から
崩壊した結果であったということです。

つまりは、今回の自民党の敗北は、閣僚の暴言・失言や
麻生さんの個人的な問題などによる表面的な部分での敗北ではなく、
自民党路線そのものに対する国民の決別宣言だったのではないかと思います。


そういう意味では、今回の選挙が歴史の転換点になることは間違いないと思います。


共産党は、現有議席の9を何とか確保することができました。
ただ私自身は、党が目標にしていた九州沖縄の比例の2議席獲得ができず、
本当に悔しい思いでいっぱいです。

ご支持いただいた方々のおもいが政治に反映されるよう、
掲げた公約を実現する立場で、今後も全力でがんばりたいと思います。

総選挙投票せまる!

2009年08月28日 | うちの猫
いよいよ今度の日曜日が総選挙の投票となります。

「やるべきことはやった」と言える状況で、
結果を待ちたいと思います。


猫の手も借りたいほどの忙しさですが、
やはり人間の社会は人間の意志に基づき、
人間の手で変えていかなければならない。



それを察してか、「我かんせず」と涼しい顔を見せる我が家のネコ。
 

「寝不足」vs「眠眠打破」

2009年08月26日 | つれづれ日記
寝不足が続く今日この頃…。

ついにキーボードを枕にうたた寝をしてしまいました。

これではいけないと、冷たい麦茶を取りに行ったところ、
冷蔵庫のはるか奥のほうに放置されていた「眠眠打破」を発見。

 

「お仕事・受験勉強に!」と書かれた堂々たる風貌。


さぁ、今夜はこいつをグイッと飲み干し、質問の準備に取り掛かろう。

私の睡眠願望が勝つのか、はたまた「眠眠打破」が勝つのか?

結果は、翌朝の私のみぞ知ることになる。

一般質問の準備

2009年08月24日 | うちの猫

9月議会で、一般質問を行う予定です。
熊本市議会の場合は、1年で1回一般質問が保障されており、
時間は片道(質問のみの時間。答弁は別)で90分以内となっています。

90分の質問は文字数に換算すると約27000文字。

準備するのには相当な時間が必要です。

選挙期間とも重なり準備がかなり遅れていますが、
暮らしにとってプラスになる答弁を引き出せるように頑張りたいと思います。


当然、朝早く起きての作業などもありますが、電気をつけると
あからさまに嫌な顔をする方が我が家にはいらっしゃる…。

 
「・・・」

「言いたいことはわかるが、飼い主の事情もあるのだよ」
と優しく声をかけるしかない私であった。


選挙期間中のブログ

2009年08月22日 | つれづれ日記

選挙期間中、候補者はブログなどの更新ができません。

私自身は候補者ではありませんが、インターネットでの
選挙活動は禁止されています。

ただ政治活動は保障されており、候補者や投票依頼にかかわらない
範囲のものであるのならば政治活動として自由にできるとのこと。


ひじょうに
わかりにくい!


政策の中身で有権者が判断できるようにするためにも、
有権者にとっても政党にとっても全くメリットのない、
公選法の規制をあらため、インターネット選挙の解禁に
踏み込む時期にき
ているのではと考えます。


エコポイントってなんでしょう?

2009年08月21日 | つれづれ日記

長年愛用してきたプリンターが壊れたため、某家電量販店に行った。
店内をうろうろしていたら、テレビコーナーのところに
「エコポイント」なる文字を発見。


テレビを買った際に、エコポイントがもらえるのだが、
画面のサイズがでかくなるにつれて多くもらえるようである。

「んっ?!何かおかしくない?


常識的に考えるのならば消費電力が少ない小さいサイズの
テレビを買った人ほど「エコな人」であるはず。

エコではない買い物ほど、エコポイントの特典がつくってなんなんでしょう?

この発想は、エアコンでも冷蔵庫でも同じようである。
「エコポイント」をエサに、反エコをすすめているようで
何か複雑な気持ちになりました。



さて、場所は変わり我が家の台所…。

 

野菜炒めに身を削った人参のへたから見事な若葉が生えている。

これにもエコポイントをつけてもらえないかと、
少し真面目に考えた2009年夏の日であった。


ベースボールと戦争

2009年08月19日 | つれづれ日記
しんぶん赤旗スポーツ欄には、「ベースボールと戦争」と題した
野球史研究家の上田龍さんの連載が続いています。

 

「敵性競技に親しんでいては敵愾心の高揚などできるわけない
(敵対国アメリカのスポーツである野球などしていては、
怒りや闘争心がうまれない)」とし、41年夏に甲子園大会が突如
中止をされた背景など、高校球児だった私は大きな衝撃を受けました。

軍国主義体制のもと、バットを銃に、ボールを手榴弾に
持ち替えさせられ、野球をする楽しみと同時に、
自らの命まで戦争に投げ出すことになった当時の選手の気持ちは
どういうものだったろうか…。

スポーツを語る際に、政治的な思想や信条をはさむことを私自身は好みません。

しかし、今回の連載を読み、戦争の側は、スポーツや文化の中に
容赦なく踏み込んでくることを改めて認識しました。

今、甲子園では、いきいきと球場をかけめぐる選手の姿があります。

野球に真摯に向き合う球児の姿を見て、
あらためて憲法と平和を守る大切さを実感しました。

住民サービスと総選挙政策

2009年08月13日 | 知ってほしい共産党

総選挙投票まで3週間をきりました。
国政選挙ということで、国のあり方が問われる選挙となりますが、
もちろん国のあり方によって地方政治は大きな影響を受けます。

具体的に地方政治や住民サービスに関わる分野で
私たちがどのような提案をしているのか。


ぜひ知っていただければと思います。

政策の一部ですが、暮らしに関わる日本共産党の提案です。


①国民健康保険料1人1万円の引き下げ
  (必要な予算:4000億円)
高すぎる保険料を払えずに、保険証の期限が切れ、
病院にかかれない深刻な状況が広がっています。
保険料を1人1万円引き下げ、国民負担を軽減。
すでに法定減免を受けている低所得者は軽減額を数千円とします。

②就学前までの子どもの医療費の無料化(3000億円)
全額国庫負担で必要な予算は3000億円(政府試算)。
国の制度として就学前までの子どもの医療費を無料化にすれば、
すでに実施している自治体では、年齢の引き上げや自己負担の解消
などサービス水準を引き上げることが可能です。

③75歳以上の医療費の無料化(1兆円)
外来でも入院でも3割もの窓口負担をとられるという国は
先進国のなかでは日本だけです。
公的医療制度がある国では、窓口負担ゼロか小額の負担となっています。
まずは、75歳以上の高齢者の医療費を無料に!

④最低保障年金制度の実
現へ向け、
  基礎年金国庫負担を1/2に
(2兆3000億円)
保険料を25年間かけなければ1円も年金が支給されないという
過酷な制度は日本だけです。最低保障年金制度の創設し、
年金額を5万円底上げし、無年金者をなくします。
国民年金の満額を月額8万3千円に。

⑤高校授業料の無償化をすすめる(5000億円)
(1)公立高校:2500億円【生徒数 235万人】
(2)私立高校:2500億円【生徒数 100万人】

⑥中小企業予算を1兆円に増額(8000億円)
今年度の中小企業予算は約1890億円で、
1企業あたりわずか年4万5千円。
一方、アメリカへの思いやり予算は2800億円で、
米兵一人あたり年811万円と中小企業への予算の180倍です。
中小企業に冷たい政治を根本から転換し、1兆円へ中小企業予算を増額します。



こうした政策をかかげているのですが、よくきかれるのが、

「いいことばかりをいうが、 

 財源はどこからつくるのか?んっ??」

ということです。

当然、施策をするのに財源は必要ですし、
どこに財源を求めるのかも重要なポイントだと思います。

私たち共産党は、消費税に頼らずに
暮らしを守る財源をつくる提案を行っています。


財源その①・・・年間5兆円の軍事費を縮減、米軍への「思いやり予算」
2800億円きっぱり廃止、ムダな公共事業をなくす、
税金の分け取り政党助成金の廃止
などで、約5兆円の財源を
生み出すことができます。

財源その②・・・大企業と大資産家へのゆきすぎた減税を
元に戻すこと(減税前の税率にもどすだけ)
で、約7兆円

あわせれば12兆円の財源を、消費税増税などしなくてもつくることができます。

企業からお金をもらっている政党ではここまではできないでしょうから、
共産党ならではの財源政策といえると思いますが、政治がその気になれば、
国民への負担なしに、暮らしを支える財源をつくることができるということです。


政策の一部しかご紹介できませんでしたが、もっと詳しくという方は、
←コチラをクリックください。


猫のおしっこ

2009年08月11日 | うちの猫
テトのおしっこが赤く濁っていた。

すぐに動物病院に。

猫は泌尿器関係の病気が多いらしく、
尿管にざらざらしたものが詰まり血尿がでていたようだ。

点滴をして、薬と尿管の詰まりを取るエサをもらった。

 

なれないおむつにふてくされるテト…。

「大丈夫。すぐによくなるよ。」と声をかけるしかない飼い主だった。