熊本市議会議員なすまどか~まどかレポート

熊本市政、国政(平和、雇用など)、趣味のスポーツ、料理などなど・・・
熊本市議会議員 那須円(なす まどか)の活動日記

駅前再開発ビル中止で暮らしに予算を

2007年01月30日 | 熊本市政のおはなし

先日、「平和と民主主義・くらしを守る市民連絡会議(市民連)」のみなさんと、
来年の熊本市の予算について市へ要望を行いました。

予算要望には、医療・介護・障害者・保育・業者など各関係者の方が参加され、
現場の実情も交えながら意見が交わされました。

日本共産党市議団(事務局長をしている私も)参加し、
くらしと福祉を守る予算の確保をと要望を行いました。

小規模作業所に通う障害者の方は、
「自立支援法により働きに出るのにもお金がかかるようになった。
賃金は1ヶ月13,000円。働くために10,000円の利用料を払わなくてはいけない。
これでは、働く意欲が出ないばかりか、自立すらもできません」

と負担の軽減を求められました。

障害者の方は、障害者自立支援法によって、1割を自己負担しなければなりません。
トイレに行くのにも食事をするのにもお金を払わなければなりません。
まして働きに行くのにお金を払わなければならないなんて!
障害者が自立しようと一生懸命頑張ってらっしゃるのに、政治がそれを阻害する。
本当にひどい話です。何とかしたい、何とかしなければと思います。


病院に勤める方からは、
「通所リハビリの食費が自己負担になり、
食費が払えず自宅からおにぎりを持参している利用者もいる。
食事への減免制度を」
と訴えました。

みんなと一緒に、そして同じ物を食べたいと思うんです。
どんな気持ちでおにぎりを食べているのか…考えると胸がつまります。


また、認可外保育園に勤めている方からは、
「3歳児未満の保育、また障害児保育の現場は本当に大変。
人数に応じて運営費の助成をしてほしい」
との切実な声が寄せられました。

こうした切実な声が多く出された予算要望。
しかし、市からは、「大変厳しい財政で…
」という回答が多く聞かれました。


なら、

128億円もかかる駅前再開発ビルをやめて
その予算をまわすべきです!

「駅前の開発」と「市民の暮らし」。
限られた予算で優先されるのは「暮らし」です。

支出の大きな蛇口をしぼり、暮らしと福祉の充実を求めます。


働く青年に知ってほしいあなたの権利

2007年01月20日 | 青年の雇用・就職問題
「仕事始めに会社に行ったら、会社が倒産するのでやめるようにと
言われた。どうすればいいの?」と年明け早々に相談がありました。

2週間後には会社の寮をでなければならず、
明日からの生活のめども立っていないとのことでした。

突然の解雇で、大きな不安を感じたことでしょう。

更にきけば、「自分の都合でやめさせてください」
という書類を書かされたとのこと。

会社の倒産は仕方がないことかもしれませんが、
その際、労働者に保障された権利も知らされず、
自らの都合でやめたという書類が結ばれるなど
事実無根の仕打ちに唖然としました。

解雇された場合と希望退職では、
その後の失業保険等の支給に大きな違いが生まれます。


また、解雇に関しても、少なくとも30日前に解雇予告するか、
30日分以上を解雇予告手当として支払わなければならない義務が使用者に生じます。


しかし、一人ひとりの労働者に権利が知らされないまま、
泣き寝入りをせざるを得ない事例は少なくありません。


労働者の権利をしっかり知らせること、
さらにはその権利が保障されるために
労働者同士が団結をすることが必要です。


相談を寄せてくれた友人をしっかり支え、
問題解決に向けがんばりたいと思います。

自衛隊と米軍との共同演習の中止を!

2007年01月09日 | 県の政治や国の政治

今月29日より、熊本県山都町大矢野原演習場で、
自衛隊と米軍との共同演習が計画されています。

今日は、この合同演習に反対をしている団体の皆さんとともに、
健軍にある自衛隊西部方面隊に申し入れを行いました。

申し入れでは、

●訓練の内容が、イラク戦争の戦闘地域をモデルに、
 日米が合同で作戦を展開する実践訓練であることが予想され、
 明らかに憲法違反の共同演習であること。
●全国各地で、米兵による犯罪があとを絶たないなかで、
 地域住民の安全と命を危険にさらさせることは許されない

との理由で、中止を求めました。


成人の日の決意

2007年01月08日 | 県の政治や国の政治

先日の月曜日、中心街は、きれいな着物、スーツ、
袴に身を包んだ新成人であふれていました。

久しぶりの再会で照れくさそうに近況を語る姿や
思い出話に花を咲かせる姿など、一種の同窓会のようで、
とても楽しそうで、晴れやかな光景でした。

私の横で、新成人が話していました。

A君「仕事はうまくいきよっと?」
B君「それが、体壊して、この前辞めたったいねぇ。
     その後は、採用試験受けるけどなかなか決まらんとよねぇ」


といった内容でした。

今、青年の雇用をめぐる問題は大変深刻です。
派遣、アルバイトなどの短期契約・低賃金の非正規労働者が、拡大しています。

非正規労働者は、人件費が安く、都合のいいときに雇え、
大企業にとっては使い勝手のいい存在です。

しかし、青年は儲けのための道具ではありません!

大企業の要望通りに、正規から非正規への置き換え政策をすすめてきた
自民党と民主党の政治は許せません。

※雇用問題については以前も述べました。詳しくはコチラをポチッと

成人の日に多くの青年が大人への自覚と将来への決意を新たにしたことでしょう。
そうした意欲がいかされる社会へと、若い皆さんとも力を合わせ頑張ろうと改めて決意しました。


つかのまの休息

2007年01月02日 | つれづれ日記

今日は久しぶりの休日。
おいしいものを食べ、ゆったり温泉にでもと出発。

予定は、旭志(菊地市)でおいしい旭志牛を食べ、そのあと植木の温泉に!という計画。

出発して、渋滞もなく順調に旭志へ。しかし、目当ての店が元旦休業…。
牛よ…。涙を拭いつつ植木の温泉へ。

この温泉、1000円から2000円で、露天風呂を貸しきりにでき、
誰に気遣うことなく入れる「穴場的な存在」なのですが…

行ってみれば、待ち時間が1時間とのこと。
↑もはや、穴場でなくなっているみたいでした。

結局、温泉もあきらめ、「
北熊」植木店でラーメンを食べて帰りました。

3時間のドライブでラーメン1杯。
まあ、こんな日もあるかなと思いながら帰途につきました。

疲れたようで、意外に気分転換できた一日でした。


本年もよろしくお願いいたします

2007年01月01日 | つれづれ日記

昨年は「格差と貧困」という言葉が大きな注目を集めた一年でした。
障害者への自己負担。高齢者への容赦ない増税。
働くルール破壊が招いた「ワーキングプア」。

一方で、大企業への減税…。

総理を退いた小泉さんにききたい。「痛みに耐えれば、何だって?」
痛みの先にはまた痛み。こんな無責任な悪政をこれ以上続けさせるわけにはいきません。

多くの皆さんと力を合わせ、今年を躍進の年に。
本年もよろしくお願いいたします。

 早速元旦から、宣伝を行いました。
 
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 写真は健軍神社にて