私の家の近所には衝突事故が頻繁に起こる危険な交差点があります。
数年前には交差点に面する商店に車が突っ込む大事故が発生しました。
地域の方々も署名を集め、現在の点滅信号ではなく、
赤・黄・青の信号機を設置してほしいとの要望を
警察に提出しています。
また、昨年末には、車同士の衝突後、横断歩道わきの電柱に激突する事故も。
平日の午前8時すぎの事故でした。
小学生の通学路にもなっているこの交差点。
子どもたちがいなかったことが不幸中の幸いでした。
私自身も、何度も県警の東署に信号設置の要望を行っています。
しかし、東署からの答えは「要望しておりますが、予算の問題が…」とのこと。
こういう時に対応できるよう私たちは税金を
納めているのではないでしょうか?
予算がないのならば予算をつけるべきです。
ちなみに下の表は、市の生活安全課に依頼し、つくってもらった人身事故の発生件数。
①の交差点が事故が頻発する交差点で、点滅信号。
②~④は、信号機が設置されています。
③の交差点は、健軍から江津や嘉島町への通り抜け道路が開通し
交通量は他の交差点と比べ物にならないくらい多い交差点です。
ですので事故の発生は比較的多くなっています。
しかし、これらと比べても、私たちが信号機の設置を求めている
①の交差点の人身事故がいかに多いのか一目瞭然です。
先日は、松岡とおる県議、岩下恵治元市議とともに、
東署に要請し、再度、立会いのもと調査を行いました。
「何とかしたい」と東署職員の方々。
一部かかっていない横断歩道の線引きなど、一歩改善ができました。
引き続き、信号機設置の要望は県警本部にあげるとのことでした。
命にかかわる問題。予算がないわけではなく、
予算の優先順位が間違っているのだと思います。
例えば熊本港…
これまで1000億円の税金が注ぎ込まれた熊本港。
釣り人でにぎわっています。
埋め立てられた北側の敷地では、ほとんど企業誘致が進んでいません。
この港に、今後、さらに500億の税金投入する計画だとか…。
莫大な公共事業を見直すことで、身近な安全対策予算はしっかりと確保できるのです。
3月の知事選では、こうした問題なども争点にしてほしいものです。
調査の様子が赤旗新聞でも紹介されました。