生まれ故郷の館林が今夏の最高気温を出したということで、複数の友人から祝福の? メールが届いた。
39.5度。
なかなかの記録である。
館林で暮らしていたころ、まぁ比較対象がなかったから、、、というのもあるが、そこまで暑かったという印象はない。
夏というのは、こんなもんでしょ? みたいな。
じつはいまでもそうで、東京のほうが「なんとなく」暑い気がしている。
館林は、カラッとした「自然な」暑さ。
東京の暑さはカラッとしておらず、自然ではない人工的なものを感じるのだった。
ともあれ。
そんなところで育ったものだから、暑さに強いと思われがちである。
まぁ弱くはないが、強くもない。
ビールばっかり呑み、氷ばっかり齧って、早く夏が終わらないかなぁ、、、などと思っている。
いや、ここまでの酷暑でなければ、いくらでもつづいてもらって構わないのだが。
そんなわけで今宵は、映画のなかで描かれた「暑さ」を10パターン選出してみた。
不快指数100の暑さもあれば、さっぱり爽快な暑さもある。
もちろん後者のほうが過ごし易いけれど、ほとんどのドラマは「前者ゆえに」生まれるのであった。
(1)『野良犬』(49…トップ画像)
暑~~い夏の日に、若い刑事はピストルを盗まれた。
(2)『ドゥ・ザ・ライト・シング』(89)
暑さと怒りが交差して、クライマックスの悲劇は起こった。
※予告とあるが、予告じゃないよね
(3)『評決のとき』(96)
米国南部は暑いと聞くが、それでも登場人物たちは汗をかき過ぎなんじゃないのか・・・と、ちょっとだけ思った。
(4)『砂の器』(74)
捜査を邪魔するかのような暑さ。
なぜ刑事さんって、スーツ着用が基本なのかね。
(5)『恐怖の報酬』(53)
暑さが貧しさと直結している描写が素晴らしい。
(6)『羅生門』(50)
黒澤映画には、寒さはあまり似合わない。
(7)『青いパパイヤの香り』(93)
ベトナムは湿気が多そうだが、この映画の暑さは「さっぱり」している(ように見える)。
(8)『フォーリング・ダウン』(93)
暑さの所為で、イライラは増幅する。
(9)『あの夏、いちばん静かな海。』(91)
黒澤と同様、北野武も夏が似合う。
(10)『アラビアのロレンス』(62)
そりゃ砂漠だもの、暑いでしょう。
ただロレンスのキャラクターが「のほほん」としているからか、灼熱という感じはない。
※ときどき、カラオケで歌います
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『にっぽん男優列伝(238)鶴見辰吾』
39.5度。
なかなかの記録である。
館林で暮らしていたころ、まぁ比較対象がなかったから、、、というのもあるが、そこまで暑かったという印象はない。
夏というのは、こんなもんでしょ? みたいな。
じつはいまでもそうで、東京のほうが「なんとなく」暑い気がしている。
館林は、カラッとした「自然な」暑さ。
東京の暑さはカラッとしておらず、自然ではない人工的なものを感じるのだった。
ともあれ。
そんなところで育ったものだから、暑さに強いと思われがちである。
まぁ弱くはないが、強くもない。
ビールばっかり呑み、氷ばっかり齧って、早く夏が終わらないかなぁ、、、などと思っている。
いや、ここまでの酷暑でなければ、いくらでもつづいてもらって構わないのだが。
そんなわけで今宵は、映画のなかで描かれた「暑さ」を10パターン選出してみた。
不快指数100の暑さもあれば、さっぱり爽快な暑さもある。
もちろん後者のほうが過ごし易いけれど、ほとんどのドラマは「前者ゆえに」生まれるのであった。
(1)『野良犬』(49…トップ画像)
暑~~い夏の日に、若い刑事はピストルを盗まれた。
(2)『ドゥ・ザ・ライト・シング』(89)
暑さと怒りが交差して、クライマックスの悲劇は起こった。
※予告とあるが、予告じゃないよね
(3)『評決のとき』(96)
米国南部は暑いと聞くが、それでも登場人物たちは汗をかき過ぎなんじゃないのか・・・と、ちょっとだけ思った。
(4)『砂の器』(74)
捜査を邪魔するかのような暑さ。
なぜ刑事さんって、スーツ着用が基本なのかね。
(5)『恐怖の報酬』(53)
暑さが貧しさと直結している描写が素晴らしい。
(6)『羅生門』(50)
黒澤映画には、寒さはあまり似合わない。
(7)『青いパパイヤの香り』(93)
ベトナムは湿気が多そうだが、この映画の暑さは「さっぱり」している(ように見える)。
(8)『フォーリング・ダウン』(93)
暑さの所為で、イライラは増幅する。
(9)『あの夏、いちばん静かな海。』(91)
黒澤と同様、北野武も夏が似合う。
(10)『アラビアのロレンス』(62)
そりゃ砂漠だもの、暑いでしょう。
ただロレンスのキャラクターが「のほほん」としているからか、灼熱という感じはない。
※ときどき、カラオケで歌います
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明日のコラムは・・・
『にっぽん男優列伝(238)鶴見辰吾』
「評決のとき」サンドラ・ブロックが元気でした
この颯爽とした弁護士のマシューと「サラマンダー」の軍人のやさぐれ男とは まるで別人ですし
「アラビアのロレンス」オマー・シャリフが若いなぁと いかにもな鋭い目付き
主演のピーター・オトゥールとの対象 良かったです