57年12月17日生まれ・85年9月11日死去、享年27歳。
東京出身。
自分よりひとつ上の世代になると、夏目雅子(なつめ・まさこ)さんを大好きな男性は多いです。
個人的にいまひとつピンとこないのは、このひとの美しさや色気にドキッとするには、自分はまだ若過ぎた、、、ということなのでしょうね。
それでもやっぱり、いま生きていたとしたら、どんな女優さんになっていたのかな…と思うときがあります、さすがに若過ぎましたもんね、白血病というものを覚えたのは、このひとの死から、、、だったかもしれません。
※出演作では、これがいちばん好きです
<経歴>
東京女学館短期大学中退。
元旦那は、作家の伊集院静。
小学生のころから女優になりたいと夢を見るも、母親の猛反対を受け子役デビューは叶わず。
77年、カネボウ化粧品のキャンペーンガールになり大評判となる。
芸名の由来は、CMの商品が「夏」の「目」玉になることから。
映画俳優デビュー作は、77年の人気シリーズ『トラック野郎・男一匹桃次郎』。
文太兄ぃの相手役を可憐に務めました。
翌年、テレビドラマ『西遊記』(日本テレビ)で三蔵法師を演じて人気者に。
自分はまだガキンチョでしたので、夏目さんどうこうではなく、ゴダイゴの主題歌が格好いいな! なんて思ってました。
テレビドラマでもうひとつ挙げるとするならば、やはり『ザ・商社』(80、NHK)でしょうか。
ダジャレで有名な演出家・和田勉が本領発揮した佳作で、これは観ておいて損はないかと。
映画に話を戻します。
『二百三高地』(80)、
82年―『鬼龍院花子の生涯』に主演。
この手の映画なら任せろ!な五社英雄が監督、
事務所の大反対にも負けず代役なしのヌードを披露し大熱演、劇中の台詞「なめたらいかんぜよ!」も大流行しました。
『大日本帝国』(82)、『時代屋の女房』(83)、麻生太郎の母・麻生和子を好演した『小説吉田学校』、『南極物語』(83)、相米監督のクールな描写が冴える『魚影の群れ』(83)、『瀬戸内少年野球団』(84)などに出演、
たしかに夭折が悔やまれるキャリアですよね、大スクリーンに映える女優さんというか。
しかし。
85年2月、体調不良を訴え緊急入院。
急性骨髄性白血病と診断され、半年の闘病生活を送るも9月11日に力尽きて死去。
享年27歳、遺作は『北の螢』(84)のナレーションでした。
若い映画ファンには『鬼龍院花子の生涯』と『魚影の群れ』だけでも観てほしいですね、このひとのすごさが分かるのではないでしょうか。
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明日のコラムは・・・
『にっぽん女優列伝(228)名取裕子』
東京出身。
自分よりひとつ上の世代になると、夏目雅子(なつめ・まさこ)さんを大好きな男性は多いです。
個人的にいまひとつピンとこないのは、このひとの美しさや色気にドキッとするには、自分はまだ若過ぎた、、、ということなのでしょうね。
それでもやっぱり、いま生きていたとしたら、どんな女優さんになっていたのかな…と思うときがあります、さすがに若過ぎましたもんね、白血病というものを覚えたのは、このひとの死から、、、だったかもしれません。
※出演作では、これがいちばん好きです
<経歴>
東京女学館短期大学中退。
元旦那は、作家の伊集院静。
小学生のころから女優になりたいと夢を見るも、母親の猛反対を受け子役デビューは叶わず。
77年、カネボウ化粧品のキャンペーンガールになり大評判となる。
芸名の由来は、CMの商品が「夏」の「目」玉になることから。
映画俳優デビュー作は、77年の人気シリーズ『トラック野郎・男一匹桃次郎』。
文太兄ぃの相手役を可憐に務めました。
翌年、テレビドラマ『西遊記』(日本テレビ)で三蔵法師を演じて人気者に。
自分はまだガキンチョでしたので、夏目さんどうこうではなく、ゴダイゴの主題歌が格好いいな! なんて思ってました。
テレビドラマでもうひとつ挙げるとするならば、やはり『ザ・商社』(80、NHK)でしょうか。
ダジャレで有名な演出家・和田勉が本領発揮した佳作で、これは観ておいて損はないかと。
映画に話を戻します。
『二百三高地』(80)、
82年―『鬼龍院花子の生涯』に主演。
この手の映画なら任せろ!な五社英雄が監督、
事務所の大反対にも負けず代役なしのヌードを披露し大熱演、劇中の台詞「なめたらいかんぜよ!」も大流行しました。
『大日本帝国』(82)、『時代屋の女房』(83)、麻生太郎の母・麻生和子を好演した『小説吉田学校』、『南極物語』(83)、相米監督のクールな描写が冴える『魚影の群れ』(83)、『瀬戸内少年野球団』(84)などに出演、
たしかに夭折が悔やまれるキャリアですよね、大スクリーンに映える女優さんというか。
しかし。
85年2月、体調不良を訴え緊急入院。
急性骨髄性白血病と診断され、半年の闘病生活を送るも9月11日に力尽きて死去。
享年27歳、遺作は『北の螢』(84)のナレーションでした。
若い映画ファンには『鬼龍院花子の生涯』と『魚影の群れ』だけでも観てほしいですね、このひとのすごさが分かるのではないでしょうか。
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明日のコラムは・・・
『にっぽん女優列伝(228)名取裕子』
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