Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(272)

2018-11-29 00:10:00 | コラム
いん「らん」→「らん」どりー(ランドリー)

ランドリー(laundry)は、洗濯・クリーニング屋のこと。

日本では「コイン」を冠したほうの「ランドリー」ということばが主流で、
「コイン」を冠さない形で「ランドリー」とはあまりいわない、それだけだと柔道の「乱取り」と勘違いされるから・・・な、わけはないか。

ともあれ、なくなりそうでなくならず、というか最近になって売りあげを伸ばしているのが、コインランドリー。

毛布や布団の丸洗いとか、自宅の洗濯機・乾燥機では難しい場合があるからね。


自分は上京して1年間くらい洗濯機を持っていなかった、だから2日に1度の割合で最寄りのコインランドリーを利用していたっけ。

乾燥までをその場で過ごす―というひとも「ごく稀に」居るけれど、
スタートボタンを押してどこかに行き、終わったころに帰ってくる・・・というひとが、ほとんどなのではないか。

昔は下着とか盗まれる可能性があり、女性客のほうが「その場で過ごす」傾向にあったのだとか。
でも現在は、防犯カメラが設置されているからね安心でしょう。


テレビドラマ『男女七人夏物語』(86、TBS)では、コインランドリーが重要な舞台として機能、
良介(明石家さんま)と桃子(大竹しのぶ)は、レンタルビデオ店や定食屋、コインランドリーで何度も顔をあわせ、短いやりとりを積み重ねていく。




これに影響を受けたわけではないが、そういえば自分も、コインランドリーを舞台としたシナリオを書いた。

様々なひとが集う空間として、意外と人間ドラマを紡ぎ易い舞台なのかもしれない。


コインランドリーが出てくる映画を、日本代表と米代表でひとつずつ。


『Laundry ランドリー』(2001)

「まんま」のタイトル。
主演は窪塚洋介と小雪、純粋無垢な青年と傷ついた女性が出会って・・・という、どちらかというと自分が苦手なタイプの映画だが、きちんと劇場まで行きましたよ。

で、結局は乗れなかったと。

よかったのはBONNIE PINKの主題曲くらい、あとは甘過ぎる御伽噺で現実感がなくダメだった。




『ベイビードライバー』(2017)

同じように現実感はないかもしれないけれど、こっちは勢いと乗りのよさで見せて・魅せてくれる。

ふたりが徐々にこころを通わせていく場面、



マシンの動きが揃っていて、この撮影はすごく大変だったでしょうね。。。


次回のしりとりは・・・
らんど「りー」→「りー」とんぷそん。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『ぐだぐだ大晦日』
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1 コメント

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コインランドリー (夢見)
2018-11-29 10:17:01
こちらでも増えています
一時の倍くらいになっているように感じます
近所にショッピングセンターやスーパーがあるとこのお店がはやっているようです
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