特別企画の終章は、ナレーションについて。
ナレーションやモノローグの多用は「脚本・演出の教科書」では「NG」とされている。
映像で表現すべきことを「まんま、ことば」で表してしまうのは安易であると。
でもねこれも、やっぱり「使いよう」であって。
黒澤の『生きる』(52)では冒頭、そっけないナレーション(担当は著名なプロデューサー本木荘二郎!)で主人公・勘治さんの身体的・心理的状況が説明される。
それ以上に伝えるべきことがあるから「背景はとっとと説明してしまおう」という潔さ。
そう、なんでもそうだと思うが、確信と野心さえあれば「NG」は破っていいのです。
※リメイク楽しみだな~。脚本カズオ・イシグロさんだよ!!
そんな、使いかたに気をつけなければいけないナレーションのベスト映画は『マグノリア』(99)だろうなと。
奇妙なクライマックスが用意されているこの映画で、その奇妙さは「しかし、あり得ることだ」と思ってもらえるように「前説」が入る。
ご丁寧に、3つもの例を出して。
2つじゃ少ないし、4つだと多い。
この塩梅が絶妙なのです^^
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『RIZIN勝敗予想します^^』
ナレーションやモノローグの多用は「脚本・演出の教科書」では「NG」とされている。
映像で表現すべきことを「まんま、ことば」で表してしまうのは安易であると。
でもねこれも、やっぱり「使いよう」であって。
黒澤の『生きる』(52)では冒頭、そっけないナレーション(担当は著名なプロデューサー本木荘二郎!)で主人公・勘治さんの身体的・心理的状況が説明される。
それ以上に伝えるべきことがあるから「背景はとっとと説明してしまおう」という潔さ。
そう、なんでもそうだと思うが、確信と野心さえあれば「NG」は破っていいのです。
※リメイク楽しみだな~。脚本カズオ・イシグロさんだよ!!
そんな、使いかたに気をつけなければいけないナレーションのベスト映画は『マグノリア』(99)だろうなと。
奇妙なクライマックスが用意されているこの映画で、その奇妙さは「しかし、あり得ることだ」と思ってもらえるように「前説」が入る。
ご丁寧に、3つもの例を出して。
2つじゃ少ないし、4つだと多い。
この塩梅が絶妙なのです^^
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明日のコラムは・・・
『RIZIN勝敗予想します^^』