Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(440)

2022-12-13 00:10:00 | コラム
つ「ま」→「ま」ーく

マーク(mark)とは「しるし。記号」のことだけれど、ここでは「ものすご~く、ゆるくひろく」定義しちゃいましょう。

それイラストじゃん!? みたいなのも含みます。


ビジュアルのインパクトって、強烈なものがあって。

たとえばNIKE。
あの曲線で、このブランドのすべてを表現しちゃっている。

すげぇ。
真似出来そうで、絶対にムリでしょうね。

adidasも悪くないけど、NIKEのほうがエッジ感がある。

たとえばマクドナルド。
あのマーク見ただけで、腹減ってくる。

マッキントッシュもすばらしい。

それらを念頭に置きながら、映画に登場したマークを見ていきましょう。


『12モンキーズ』(95)

カルト教団かな? と思わせるデザイン。

このマークそのものを狂言回しにしていく展開、すごく巧い!と思った。


『ゾディアック』(2007)


未解決とされるシリアルキラーの物語をデヴィッド・フィンチャーが映画化、
しかしフィンチャーの興味はゾディアックにはなく、彼を追う刑事や記者のほうにあった。
犯人に翻弄されていく構造は『殺人の追憶』(2003)であり、日本映画『凶悪』(2013)もソコを狙ったのでしょう。



ことばは悪いが、この事件すごく面白くて?興味が尽きない。




『ペンタグラム/悪魔の烙印』(90)

星形といえばキン肉マンのペンタゴン、ただ映画でひとつ挙げるとするならば、あまり知られてはいないが断然コレ。

ルー・ダイアモンド・フィリップス、元気してるかな。



『ジュラシック・パーク』(90)

解説不要のパニック大作。

もうね、どこに感心するかって、このテーマパークの企業マークが完璧で「それ自体が商品」になっているということ。

このまんまのTシャツ、キーホルダー買ったひとも多いでしょう?


最後は特例として、映画ではなくテレビドラマを。
なぜって、単なるアルファベット一文字が象徴化され、見事「マーク化」に成功しているので。

『V』(83)


SFテレビドラマの大ヒット作。
一時期は盛んに、金曜ロードショーで放送されていたよね^^



次回のしりとりは・・・
まー「く」→「く」んずほぐれつ。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『カレンダー決まりました^^』
コメント (2)
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