貧乏ゆすりはしない。
頬杖をつくことはない。
爪を噛んだりすることもない。
(1)ないが、よく鼻歌を歌う。
(2)なにかといえば「なるほどね」と返す。
「なるほど」と思っていもいないのに。
(3)生脚女子が通れば、ずぅ~~~~~~~~~~~~~~~っと凝視する。
・・・これくらいなものだろうか、自分の癖といえば。
いやいや。
(3)は癖ではなく、習性だろう男子としての。いや習性ではなく本能か。
…………………………………………
くせ【癖】
<「曲(くせ)」と同語源>
(1)無意識に出てしまうような、偏った好みや傾向。習慣化している、あまり好ましくない言行。
「爪をかむ―」「なくて七―」「怠け―(ぐせ)がつく」
(2)習慣。ならわし。「早起きの―をつける」
(3)一般的でない、そのもの特有の性質・傾向。
「―のある味」「―のある文章」
(4)折れ曲がったりしわになったりしたまま、元に戻りにくくなっていること。
「髪の―をとる」「着物の畳み―(ぐせ)」
…………………………………………
ちなみに坊主だから、寝癖はつかない。
寝癖で困るなんて、高校生までだったかな~。
自分の文体は「てにをは」を完全無視し、さらにサンプリング無問題でやっているところがあるので、癖がないかといえば、そんなことはない。
だから、(4)文章に、癖がある ともいえるだろう。
先日―友人と呑んでいて、「自分の癖が分かるか」みたいな話をした。
たぶん。
たぶん、ではあるものの、お互い「ひとを不快にさせるような癖」は持っていない、、、という結論で落ち着いた。
ただ気をつけねばならないのは、(2)の「なるほどね」の返しだと思う。
自分にとっては「へぇー」「ふ~ん」「うんうん」くらいな意味なので、相槌のようなものなのだけれど。
あることばを受けての感情は、まさにひとそれぞれだ。
以前『怒り新党』で「それでいい」という返しにカチンとくる、そんな投稿があった。
あぁ、ちょっと分かる。
「呑み会、A店に決めたんだけど」
「あぁ、それでいいよ」
なんか、どうでもいいように聞こえるっていうね。
「それがいいね」ではなく「それでいいね」、一文字のちがいなのだけれど、印象はずいぶんとちがってくるものねぇ。
それと同じことだと思うのだが、自分「ふ~ん」という返しが好きではないんだ。
「ふ~ん」のあとに「どうでも…」がついてくるような感じがしてね。
昭和天皇の「あ、そう」じゃないが、使っているひとはそこまで考えていないと思う。
思うのだが、あんまり好きじゃない。
で、「ふ~ん」「あ、そう」はなるべく使わないように決めた。
その代わりに多用しているのが、「なるほどね」というわけ。
でも告白しているように、「なるほど」と思っていないのに、そのことばを使っていると。
感心していないのに、感心しているように見せている。
意外と、ひどいヤツかもしれない―と、敢えてここで書いたのは、なるべく「なるほどね」を使わないようにしようかな、、、という気持ちの変化からである。
かといって、「ふ~ん」「あ、そう」は使いたくないわけで。
どういうことばを使おう?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
浮かんでこない。
でもまぁ、いろいろ考え過ぎると「無言で笑うひと」になっちゃうからね自分の場合は。
「なるほどね」「うんうん」「そうかー」を適度に使い分けていこうかしらね。
※トップ画像は、親子して同じ癖を持っていたところが笑える『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のマクフライ親子
※星野源、『くせのうた』
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(93)』
頬杖をつくことはない。
爪を噛んだりすることもない。
(1)ないが、よく鼻歌を歌う。
(2)なにかといえば「なるほどね」と返す。
「なるほど」と思っていもいないのに。
(3)生脚女子が通れば、ずぅ~~~~~~~~~~~~~~~っと凝視する。
・・・これくらいなものだろうか、自分の癖といえば。
いやいや。
(3)は癖ではなく、習性だろう男子としての。いや習性ではなく本能か。
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くせ【癖】
<「曲(くせ)」と同語源>
(1)無意識に出てしまうような、偏った好みや傾向。習慣化している、あまり好ましくない言行。
「爪をかむ―」「なくて七―」「怠け―(ぐせ)がつく」
(2)習慣。ならわし。「早起きの―をつける」
(3)一般的でない、そのもの特有の性質・傾向。
「―のある味」「―のある文章」
(4)折れ曲がったりしわになったりしたまま、元に戻りにくくなっていること。
「髪の―をとる」「着物の畳み―(ぐせ)」
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ちなみに坊主だから、寝癖はつかない。
寝癖で困るなんて、高校生までだったかな~。
自分の文体は「てにをは」を完全無視し、さらにサンプリング無問題でやっているところがあるので、癖がないかといえば、そんなことはない。
だから、(4)文章に、癖がある ともいえるだろう。
先日―友人と呑んでいて、「自分の癖が分かるか」みたいな話をした。
たぶん。
たぶん、ではあるものの、お互い「ひとを不快にさせるような癖」は持っていない、、、という結論で落ち着いた。
ただ気をつけねばならないのは、(2)の「なるほどね」の返しだと思う。
自分にとっては「へぇー」「ふ~ん」「うんうん」くらいな意味なので、相槌のようなものなのだけれど。
あることばを受けての感情は、まさにひとそれぞれだ。
以前『怒り新党』で「それでいい」という返しにカチンとくる、そんな投稿があった。
あぁ、ちょっと分かる。
「呑み会、A店に決めたんだけど」
「あぁ、それでいいよ」
なんか、どうでもいいように聞こえるっていうね。
「それがいいね」ではなく「それでいいね」、一文字のちがいなのだけれど、印象はずいぶんとちがってくるものねぇ。
それと同じことだと思うのだが、自分「ふ~ん」という返しが好きではないんだ。
「ふ~ん」のあとに「どうでも…」がついてくるような感じがしてね。
昭和天皇の「あ、そう」じゃないが、使っているひとはそこまで考えていないと思う。
思うのだが、あんまり好きじゃない。
で、「ふ~ん」「あ、そう」はなるべく使わないように決めた。
その代わりに多用しているのが、「なるほどね」というわけ。
でも告白しているように、「なるほど」と思っていないのに、そのことばを使っていると。
感心していないのに、感心しているように見せている。
意外と、ひどいヤツかもしれない―と、敢えてここで書いたのは、なるべく「なるほどね」を使わないようにしようかな、、、という気持ちの変化からである。
かといって、「ふ~ん」「あ、そう」は使いたくないわけで。
どういうことばを使おう?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
浮かんでこない。
でもまぁ、いろいろ考え過ぎると「無言で笑うひと」になっちゃうからね自分の場合は。
「なるほどね」「うんうん」「そうかー」を適度に使い分けていこうかしらね。
※トップ画像は、親子して同じ癖を持っていたところが笑える『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のマクフライ親子
※星野源、『くせのうた』
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明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(93)』