マックンのメモ日記

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花粉に放射性物質がくっついてくるので、低線量被爆の可能性があるかも!

2012-01-20 17:22:21 | 健康・医療・スポーツ
例年、この時期になると花粉症の心配をする人が出だす頃ですが、この花粉が今までとは違った心配事に結びついているようなのです。と言うのも福島原発の事故の影響で、放射能性物質を含くむ花粉を吸い込み、被爆するのではなかと心配をする声が出ているからです。これに対して国は「線量は低く被爆の心配はない」と発表していますが、今まで嘘ばかり発表してきているだけに、国が心配ないと言ってもそう簡単に信用してくれるかどうかです。専門家もマスク着用など例年通りの花粉症対策を取るよう呼びかけていますが、これも御用学者の人たちが散々安心と言っておきながら、現実には国のスピーカー的役割を果たしているだけの人たちがいたということを知ってしまっているだけに、素直に「はいそうですか」とはいかない面があります。

花粉症は細菌などから身を守る免疫システムが過剰に反応してしまうアレルギー症状です。スギ花粉がアレルギーの原因物質となり、体内でヒスタミンなどの物質が放出され粘膜などを刺激し、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどの症状を招くものです。今ではすっかり国民病として認識されるほど患者数は多く、国民の約4人に1人の割合で花粉症に悩まされているほどです。症状が出だす年齢は「30~40歳代の発症が最も多いそうですが、最近では、小学生も増えているそうで、有病率はこの10年で10ポイント増えたそうです。

今年の花粉量は平年並みかやや少なくなるという予想ですが、気になる放射性物質の量については林野庁が福島の87箇所のスギ花粉を調べたところ、最も高かった浪江町内の杉で1キログラム当たり25万3000μSだったそうです。これを基準に従い試算すると、花粉を吸い込んだ際に受ける放射線量は大人で毎時0,000192μSとなったそうです。同庁は新宿で観測された放射線量が毎時約0,053μSを示しながら、東京よりもかなり低い数字だから「人体への影響はないレベル」だとしています。しかし、反対に東京・新宿はなぜ福島の浪江町よりもそんなに高いのかと、逆に思ってしまいませんか?だって数字の桁が違い過ぎて、本当に数字は正しいのかと思ってしまうからです。そのあたりの疑問がまた新たな疑念を生じさせてはいませんか?

独自の調査をした大学教授がいて、その人によると、奥多摩地区の杉林5箇所で調査したところ、放射性セシウム濃度は花粉1キログラム当たり、50~200ベクレルと福島県内の花粉よりさらに低く、影響があるとは考えにくいと言っています。こちらは福島より東京のほうが低いと言っています。普通はそれが一般的な認識だと思うのですが、この調査結果の違いは何から来ているのでしょう?

いずれにしても低線量でも、体内で被爆するのは事実であり、低線量だから大丈夫だと言う証明はされておらず、健康に対する影響は分かっていないのです。そこでアイソトープ総合センターでは「気になる人はマスクなどで花粉を吸い込まないように工夫すると良い」と言っています。原発事故直後に飛散した放射性物質は花粉の外部にくっついていたが、今年は杉が取り込んだ放射性物質が花粉に移行しているため、「花粉の大きさを通さないマスクで十分防げる」と言うわけです。放射性物質セシウムは直径3μS以上の物質にくっつきやすいので、スギ花粉は約30μmであり、花粉対策用マスクの着用や空気清浄機で取り除けると言うわけです。

マスクやゴーグル以外にどんな予防策があるかと言うと、都市部では、昼前後や日没後などに花粉が多い時間帯なので、不要な外出は避け携帯電話でその日の花粉情報を得るなど上手く利用すると良いとしています。服装としては表面がつるつるしているコートとか帽子などでガードするのも有効ですが、家に帰ったら玄関先で花粉を持ち込まないためにも、玄関先で花粉を払い落としておくことも忘れないようにしましょう。洗濯はしかりすることが大切で、濯ぎが不十分だと花粉が皮膚にとどまり、逆効果のこともあるので注意が必要だそうです。

薬は症状の緩和が期待できますが、薬は花粉が飛ぶ1~2週間前までに服用し始めるのがコツだそうです。と言う事でマスクなどをすれば花粉を吸いこむ事はないようですので、マスクの着用したほうが余分なストレスを溜めずにすみそうです。