マックンのメモ日記

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アレルギー体質、鼻呼吸で改善!

2012-01-09 21:31:07 | 健康・医療・スポーツ
鼻でなく口で呼吸している人は意外に多いと言います。口呼吸だと、細菌やウィルスへの抵抗力が弱まり、アトピー性皮膚炎や喘息、花粉症などのアレルギー疾患を悪化させると専門家は言っています。ということは口で呼吸せずに鼻で呼吸すれば、それだけでアレルギー疾患になりにくくなると言うことになるわけです。では、どういう人が口呼吸しているのか、どうしたら口呼吸ができるようになるのかということになります。

花粉アレルギーの人は毎年春先になると、鼻水や目のかゆみに苦しんでいると思いますが、重度の花粉症の人などは子供の頃から花粉症に悩まされている人も多いのです。2011年の調査では全国の小学生のうち、アレルギー性鼻炎など花の病気を持っている人の割合は12,5%、喘息は4,34%と過去最多だそうです。「日本でアレルギー患者が急増する最大の原因は、口で呼吸する人が増えているから」だそうです。それは幼児期に鼻呼吸の訓練になるおしゃぶりを早い次期にやめてしまうため、口で呼吸する癖がついてしまうため増えているのだそうです。

そのため花粉症や喘息などに苦しんで来院する人があとを絶たないそうです。大半の人は口で呼吸する人だと言います。しかし鼻呼吸を習慣付けるだけでアレルギー体質が改善するケースも少なくないそうです。その理由は、鼻腔にある粘膜や繊毛が、アレルギーを引き起こす空気中の細菌やウィルスをきれいに除去してくれるからだそうです。さらに唾液や喉の奥の扁桃で作られる白血球の働きで、体内に細菌やウィルスが入るのを防いでくれるのです。

口には異物を取り除く粘膜も繊毛もないので、空気虫の細菌やウィルスは除去されないまま扁桃を直撃し、免疫力の低下を招きます。取り込まれた異物は体内を巡り、細胞に炎症を引き起こします。「炎症が気管に現われたのが喘息で、皮膚に出たのがアトピー性皮膚炎、目や鼻に出るのが花粉症」と言うわけです。特に花粉症の場合、鼻詰まりが起こると鼻呼吸ができなくなり、口呼吸にたよる傾向が強まります。こうなると花粉症の症状が悪化し、アレルギー疾患の悪循環を招くのです。花粉症シーズンが始まる前に鼻で呼吸する習慣を身につけ、対策をとるといいそうです。

鼻が詰まって鼻呼吸がしづらい人は鼻の通りをよくするためにステロイド点鼻薬を使うと効果的だそうです。ステロイド剤と言うと副作用を心配する人も多いのですが、「使用方法や量を守り、正しく使えばステロイド剤は最も効果的」だそうです。また気道を広げて呼吸しやすくする鼻孔拡張テープを活用するのも一つの手だそうです。とにかく鼻詰まりを解消して鼻呼吸ができるように、昼間は意識して口を閉じ、鼻だけで呼吸するよう心がけ、口を空けずにすむよう癖をつけることが必要だそうです。またガムを定期的にかむのも良いそうです。

しかし昼間、鼻で呼吸する習慣がついても、寝ているときには無意識のうちに口呼吸になってしまう人も多いようです。睡眠時には薬局で売っている紙製の粘着テープを、閉じた唇の上から張って口があかないようにするのも有効だそうです。使い慣れないうちは気になって眠れないかもしれませんが、1週間程度使い続ければ、徐々に効果が出てくるそうです。とは言っても、自分の呼吸が正しいかどうか意外と分かりづらいもので、テレビを見たり考え事をしたりしているときに口が半開きになっている人は、口呼吸している可能性が高いそうです。

このように気軽に見直せる習慣だけにアレルギーに苦しんでいる人は、まず鼻呼吸か口呼吸かチェックすることから始めるといいそうです。