季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「枸橘 (からたち)」

2017-04-27 04:57:05 | 暮らし
忘れかけていた大切なこと(渡辺和子著より)

「愛すrということ①」

臭いをかいただけでも嫌いなピーマンを、私は果たして愛せるだろうか。

辞典の中に、愛とは「その人が価値ありとするものに魅かれてゆく精神

的過程をいう」と記されている。かくて、愛するということは、対象が

持っている価値に気づくことから始まるのだ。

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4月から咲く花「枸橘 (からたち)」

開花時期は、 4/10 ~ 4/末頃。
・「唐橘(からたちばな)」の略。
 中国や朝鮮から渡来した橘の意。
 ただし、
 「百両」で知られる唐橘とは
 全く別のものです。

・生け垣に使われることがある。
・枝に大きいトゲがある。
 さわると痛いよ。
  (気をつけましょう)

・島倉千代子の歌
 「からたち日記」。

・別名
 「枳殻(きこく)」
・英名は
 「オレンジ・ジャスミン」


・「からたちの
  棘原(うばら)刈り除(そ)け
  倉立てむ
  屎(くそ)遠くまれ
  櫛(くし)造る刀自(とじ)」
   万葉集
   忌部首(いみべのおびと)

 「からたちの
  垣にも春は 待たれけり」
   今泉恒丸
   (こいずみつねまる)

 「やはらかに
  若芽のびたる からたち垣
  白き小花の
  かつ咲けり見ゆ」
   古泉千樫(こいずみちかし)



(季節の花300より)



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